ヴィンセント・ギャロの映画『バッファロー’66』に学ぶ、“ダメ男”の特徴5つ

【相談者:20代女性】
気づいたら、「ダメ男」と呼ばれるような人とばかり付き合ってきました。そんな男性を避けるために、“ダメ男”の特徴が出ている映画を紹介してください。


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、“ダメ男”ですか(笑)。「ダメ男とばかり付き合ってきた」と言う女性に今年だけでも100人は会いましたよ。みんなが男運ないのか、男がみんな“ダメ男”なのか……わからなくなってきた~(笑)。

でもね、話を聞いているとみんな本当、自覚ないですよねー。自信がなくて、面食いで、さみしがり屋、母性本能が強い、優柔不断、アート好き、頑固などなど色々と女性側も特徴があるみたいですが。

では、“ダメ男”とはどんなもんでしょうか(笑)。そんなあなたにね、とっておきの“ダメ男”が出てる映画をご紹介します。

『バッファロー’66』発売元/ギャガ

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『バッファロー’66』
発売元:ギャガ
販売元:TCエンタテイメント
価格:2,500円(2,700円/税込)
バッファロー’66(C)1998 Lions Gate Films Inc,All Rights Reserved.

ストーリー

5年の刑期を終え、釈放されたビリー(ヴィンセント・ギャロ)は、母親との電話でいくつもの嘘をついてしまう。いもしない妻を連れて帰らなくてはならなくなったビリーは、通りがかりのレイラ(クリスティナ・リッチ)を拉致し、妻のふりをするように強要する。初めは渋々従っていたレイラであったが、ビリーの孤独な心、純粋さ、優しさを理解し、次第に好意を持つようになる。一方、ビリーは5年前に彼を陥れたスコットに復讐するために……。


“THE・ダメ男”です(笑)。1998年の作品で、単館系映画で大ヒットしたサブカル系の映画……に入るのかな。日本でもアーティスト/俳優としても有名なヴィンセント・ギャロが監督脚本を手掛けてますね。アート好きの方はこのころみんなギャロ好きでしたよねー(笑)。でもね、本当にカッコいいんですよ。僕もDVD買いましたしね、ギャロ=お洒落みたいな(笑)。

作品としてはね、60年代の絶妙な雰囲気、少しグレー調のフィルム映像でなんとも匂うんですわ。カメラワークや妙なスローシーン、ちょいちょいコミカルで笑ってしまうのは僕だけではないでしょ。

ヴィンセント・ ギャロ演ずるビリーはね、本当に“ダメ男”。横暴、自己中、変な走り方、見栄っ張り。なんかね、小学3年生みたい。ボウリングはうまいんだけど、いつもトイレに行きたがってる(笑)。そんなビリーがね、親に見栄を張るために突然クリスティーナ・リッチ(レイラ)を誘拐するんですね(笑)、意味わからん。

全く面識のないビリーに無理やり連れて行かれ、いきなり、「妻のふりをしろーっ」て(笑)。このクリスティーナ・リッチ(レイラ)がまたキュートで良い子なんですね~。頑張っちゃうんです。観てる方からすると、「WHY?」って感じ。

では、“ダメ男”ビリーの特徴をいくつかピックアップしましたので、ご紹介しますね。

ヴィンセント・ギャロ流“ダメ男”の特徴(1)~ビリー~

●服装・走り方が変

細い足にピタピタのシャツと半ケツが出るくらいの妙な長さのパンツ。ヒョロ~ヒョロ~って走るんですよ、ヒョロ~って(笑)。

ヴィンセント・ギャロ流“ダメ男”の特徴(2)~ビリー/レイラ~

●逆切れする

ビリー:「頼みがある(写真を母親に贈るので)。夫婦っぽい写真をとれ。俺に惚れてる風の。俺にベタベタするな。俺に触らなくていい、愛し合う雰囲気を出すんだ。分かったか? 返事しろ、イヤならやめろっ!」
レイラ:「やるわ」

※自分から頼んでおいて、最後は逆切れ。「嫌ならやめろ」って(笑)。

ヴィンセント・ギャロ流“ダメ男”の特徴(3)~ビリー/レイラ~

●怒って謝る

ビリー:「どいつもこいつも女は悪女だ、お前もだ! 行くぞ!」
レイラ:「イヤよ」
ビリー:「残るのか、勝手にしろ!」
(トイレに行く)
ビリー:「ゴメンよ言い過ぎた、一緒に出よ……いいね」

※さっきまで一方的に怒ってたくせに、自分勝手に謝りだす。

ヴィンセント・ギャロ流“ダメ男”の特徴(4)~ビリー/レイラ~

●たまに優しい

ビリー:「ココアを買いにいってあげる、5分で戻るよ」
レイラ:「ありがとう。なら、お別れのキスをして」
ビリー:「ココアを買いに行くのにキスはいらない」
レイラ:「ならハグして」
ビリー:「握手で我慢しろ」

※たまに優しくなるので、それを見ると別れられなくなるんでしょう。

ヴィンセント・ギャロ流“ダメ男”の特徴(5)~ビリー~

●無計画におごる

ビリー:「恋人はいるか? いるならクッキーを奢ってやる、これはアンタの恋人のだからな。自分で食べるなよ」

※ハート型のクッキーか。すごくいいね。ハート型は誰が考えたんだろ?


いかがでしたでしょうか。愛すべき“ダメ男”なんですが、愛してはいかんタイプですよ(笑)。人間臭いのは最高なんだけど、このタイプは危険でしょ。

特に、「たまに優しい」ってことで別れられない人がよくいるんですが、考えてみてください、たまにですからね。たまに。人生の9割は冷たい、1割優しいって……9割優しい人探しなさいな! どんだけドMなんですか(笑)。

ぜひ、冷静にね、参考にしてくださいな。最後にこの映画の当時のキャッチコピーでしめちゃいましょ。

キャッチコピー:『最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた!』

くれぐれもとびきりの天使になっちゃいかんですよ。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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