恋人との喧嘩で怒りを爆発させない“アンガーマネージメント”とは

【相談者:20代男性】
彼女にイライラして、つい怒りをぶつけてしまいます。手を出すことはないのですが、声を荒げたりドアを力いっぱい閉めて大きな音を出したり、威嚇するような行動をとってしまいます。落ち着くと怖がらせて申し訳なかったと反省するのですが、ケンカなどで頭に血が上ると抑えることができません。最近は彼女が自分の機嫌を伺いながら接しているのを感じ、悲しくなります。冷静に話し合える男になるにはどうしたらいいでしょうか?

a 自身の怒りと向き合い、『アンガーマネージメント』でコントロールする努力をしましょう。

笑顔になれる恋愛を応援する、笑顔づくり専門家の千葉こころです。

いけないと分かっていながらつい感情のままに怒りを露にしてしまうとのこと。怒らせないように接する彼女さんの態度からも恐怖を伴っていることが窺えます。

恋愛関係にある二人が、一切の不満なく一緒にいられるということはまずありませんが、良好な関係を築くためには互いの関係性がフェアでなければいけません。相談者様のように力で相手をねじ伏せてしまうのはフェアとは言えませんよね。

ケンカのときなども建設的な話し合いができる関係になれるように、自分自身の感情をコントロールする必要があるかと思います。

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怒りの感情をコントロールするために

感じ方や表現方法は人それぞれでも、人間は誰しも喜怒哀楽の感情を持ち合わせています。その中でも、怒りの感情は表現方法によって傍にいる相手を傷つけてしまう武器にもなり得るもの。特に家族や夫婦、恋人など心の距離が近い相手には無意識の甘えからストレートに表現しやすいので、慎重にならなければいけません。

怒りの感情を感じたら、一度その場を離れる、ボルテージが上がる前に何に対してどんな怒りなのかを考える、怒りの感情を露にすることで生じるデメリットを考えるなど冷静になれる環境を作り、感情任せに行動しないように対応することが大切。

そのためには、自身が怒りを感じるポイントやどのように対処すれば治まるかを日頃から意識して、日常的に気持ちをコントロールするためのトレーニングをしておくといいでしょう。

怒りの管理『アンガーマネージメント』とは

心理教育の場面で、『アンガーマネージメント』という1970年代にアメリカで生まれた心理トレーニングがあります。

『アンガーマネージメント』とは、“怒ることと怒らないことの線引きができるようになる”ところを目的とした“怒りの感情と上手に付き合うためのプログラム”で、企業研修や小学校の授業でも用いられています。

興奮した心と体を沈静化させるための対処法、混乱している心の整理をする考え方、自身の気持ちや欲求を適切な方法で表現する方法などを学び、怒るべき事案であるかを見極める力、怒る必要がない場合の感情コントロール方法を身につけていきます。

『アンガーマネージメント』を学ぶための専用プログラムなどもありますが、まずは自身の感情や行動パターンを書き出して客観的に分析するなど自身の怒りと向き合うことからはじめてみるのも一手。そのうえで関連書籍を読むなどして、怒りのコントロールに対する知識を深めていくといいでしょう。

失敗しても諦めない。焦らず気長に取り組もう

高まった衝動性を沈静化させて自身の気持ちを適切な表現で相手に伝えることができれば、怒り任せに行動することも相手を怖がらせることもなく、落ち着いた話し合いの場が持てるようになりますよね。

『アンガーマネージメント』は実践してすぐに変われるほど簡単なものではありませんが、小さな一歩がいずれ大きな成果を生みます。失敗しても気長に向き合い、彼女さんと良好な関係性が築ける希望を胸に、長期的なスパンで取り組んでみてください。

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●ライター/千葉こころ(笑顔づくり専門家)

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