一人のほうがラク? 自由を楽しむアラサー独女が次の恋に進む方法

【相談者:30代女性】
2年間同棲していた彼と1年前に別れました。私は元々自分のことは人に頼らず自分でやるタイプでしたが、元彼がだめんずとはいかないまでも、まるで子どもみたいな人だったこともあって、ますますそうなりました。

別れてからは元彼の態度にイライラすることもなく、誰にも迷惑をかけない自由な一人暮らしを満喫しています。一緒に暮らしてストレスになるようなパートナーといるくらいなら、もうこのまま結婚しなくても快適に生きていける気がしています。

でも、ふとしたときにすごく孤独を感じるのがつらくて不安にもなります。やっぱりこのままずっと一人なのは寂しいし、彼はほしいのですが、また恋愛で疲れるのもこわいし、うまく気持ちの整理がつきません。こんなときにどうしたらいいかアドバイスをいただけますでしょうか。

a 自由を楽しむ開放感の下にある怖れと向き合いましょう。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

同棲生活にピリオドを打たれてから次に進めないお気持ち、なんとなくわかる気がします。ぼくもバツイチになったころ、寂しさと同時にすごい開放感(苦笑)でしばらくそこから抜け出せませんでしたから。

さて、ご質問からあなたはとても自立した女性のようにお見受けします。ところでこの自立には、『ポジティブ自立』と『ネガティブ自立』の2つのパターンがある、というのをお聞きになったことはありますか?

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自立にもタイプがあります

この2つの自立タイプは、本田健さんの著書『ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン』にわかりやすく解説されています。

ポジティブ自立タイプの人の特徴

『この人たちは前向きで明るく、エネルギッシュに生きている。明るいリーダータイプの人はここだ。彼らは、自ら進んで問題解決に当たり、弱音を吐かない。そして目標を設定すると、すぐに行動していく。まわりを励ましたり、ヴィジョンを掲げたり、人を巻き込んでいく力が強い。しかし、暑苦しくなったり、人の心に添えない側面ももっている。いつもニコニコしているのが特徴』

ネガティブ自立タイプの人の特徴

『ネガティブ自立の人たちは完璧主義で、ものごとを確実に進めようとする。そのために、やや冷たい印象をもたれることがある。目標志向で、やると決めたら着実に結果を出すことができる。しかし、そのためには、まわりに威圧的に接したり、コントロールすることもいとわない。自分は有能だと思っているので、相手が無能に見えてしまう。いじめっ子の性質をもっていて、内なる暴力性をかかえている。いつもイライラしているのが特徴だ』


これはどちらの自立タイプが正しい、という意味ではありませんよ。一口に自立といっても特徴は1つではなくて、そうなる原因もまた違うということです。

ご質問の内容から想像すると、あなたはネガティブ自立タイプではありませんか?

それ、“自立”じゃなくて“孤立”かも

“自立”って、誰かの助けや支配がなくても独り立ちしているイメージがありますよね。でも、心理的には必ずしもそうとは限りません。

たとえば、過去に親に依存することでひどく傷ついた経験がある人は、「それなら一人で生きていく!」という風に一見自立した生き方をします。でもその実体は、無防備に親密になってまた傷つくことを怖れて他人とつながっていないだけのことだったりするのです。

いわば、パソコンがウィルスに感染することを怖れてオフラインにしているような状態です。オフラインにしていれば、ウィルスにやられてつらい思いをすることはありませんよね。でも、それではインターネットで誰かに励まされたりほっとしたりアドバイスを受けたりすることもできません。つまり、この場合は本来の“自立”ではなくて“孤立”ということになります。

もしもあなたが、自分にも他人にも厳しかったり、他人からの厚意を受け取るのが苦手だったりするようなら、本来の自立ではなくてオフラインになっている可能性が高いかもしれません。

人生の正解は1つではありませんよね。ですから、このままオフラインを選択することで、ちょっと寂しいけれど自由で誰かの態度に傷つくことのない人生を歩むのもアリなのです。

ただ、もしあなたがこれからもっと軽やかに恋愛を楽しみたいとお望みなら、あなた自身をオンラインにして、相手とのつながりを取り戻す必要がありそうですね。

必要なのは「つながろう」というあなたの意志

とはいえ、元彼に頼ろうとしたのに、彼がそれを許さなかったというような事情があったのかもしれません。あるいはもっと昔の話をすれば、あなたが甘えたかったのに親御さんがそれを許さなかったというご経験があったのかもしれません。

でもね、それは相手の問題であって、あなたの問題ではありません! あなたは頼り頼られていいのです。誰に遠慮をする必要もないですし、ましてや迷惑だなどと考える必要なんてこれっぽっちもありません。

ただ、相手も欠点だらけの生身の人間。あなたがしてほしい対応をしてくれるとは限りませんよね。頼ったり甘えたりすることで傷つくこともあるかもしれません。

そんな経験をしてしまうと、「やっぱり一人でいる方が気楽でいい」という風に面倒くさくなるかもしれません。でも、その面倒くさいという気持ちは深層心理が怖れを感じたくないから巧妙に仕掛けたワナなのです。

今の状況はRPGで次のステージに進むためのクエストみたいなもの(笑)です。とにかくボスキャラと戦わなければ次に進めませんよね。必要なのは、「次に進むぞ!」という強い意志だけです。

相手とのつながりを取り戻すことで不自由を感じたり傷ついたりすることもあるでしょう。でもそれと引き換えに、あなたは頼り頼られることのできる次のステージに進むことができます。勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?

あなたが、もう一度つながりを取り戻せますように!

【参考文献】
・『ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン』本田健・著

●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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