ブランド志向な恋人の心理と付き合い方

【相談者:20代男性】
彼女がブランド好きで、持ち物はもちろんデートの店などにもこだわります。ぼくはそんなに給料もよくないのに、プレゼントにしてもデートにしてもお金がかかって結構大変です。ブランド好きを治すというのも変ですが、もう少し軽くするようなことはできないでしょうか。

a 彼女の度を越したブランド志向を理解することから道が開けます。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

プレゼントもデートのお店もブランドとなると、お金がかかって大変ですが、おっしゃる通りブランド好きは悪いことでもないので「治す」というのもちょっとヘンですよね。

そこでブランド好きの意外な本質を見ながら、あなたがすべきことを探ってみましょう。

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物質主義の意外な本質

ブランド好きというのは物質主義の頂点(?)みたいなものですよね。ここでその物質主義について、心理学者のラン・グエン・チャプリンとデボラ・レダー・ジョンが8歳から18歳までの子どもたちに行った興味深い実験をご紹介します。

2人はまず、子どもたちに自尊心の程度をアンケートで調べました。その上で、「趣味(キャンプなど)、スポーツ(サッカーなど)、品物(新しい靴など)、人(友人など)、自慢できること(いい成績など)」という5つのテーマのボードに貼られたたくさんの絵を自由に組み合わせて、「自分が幸せになれること」というお題の貼り絵を作ってもらいました。

その結果、自尊心の低い子どものほうが、その他の子どもに比べて明らかに物質志向が強いことがわかったのです。

もちろん、単に「ブランドが好き」というだけで自尊心が低いと判断するのは早計です(苦笑)。ただ、度を越して好きなようならその傾向が強いかもしれません。

では、なぜ自尊心の低い人はブランド志向になるのでしょうか。

自尊心の低い人がブランド志向になる理由

自分はダメだと信じ込んでその価値を認められないというのは、とても辛いことですよね。できれば味わいたくない感覚です。だから人は、その感覚を味わわなくていいように一流を目指して頑張ったりするわけですが、ブランド品にこだわるというのもそのひとつです。

ブランド品というのは、価値が高いわけですよね。そのブランド品を上から下まで身につけているとしたら、そんな自分は価値が高いような感覚になれるかもしれません。似合っているかどうかはわかりませんが(苦笑)。

価値の高いブランド品に囲まれているときだけ、あるいは誰もがうらやむようなお店で食事しているときだけ、「自分はダメで価値がない」というあの忌々しい感覚を忘れられるのかもしれません。

度を越したブランド志向の下には、このような気持ちが潜んでいたりするのです。では、そんな彼女とお付き合いしているあなたは一体どうしたらいいのでしょうか。

あなたにできること

最初にお話ししましたラン・グエン・チャプリンとデボラ・レダー・ジョンの心理学実験には続きがありました。

二人は子どもたちにお互いのいいところを紙の皿に書いて相手に渡してもらいました。こうして自分のいいところが書かれた皿を受け取った子どもたちが、もう一度「自分が幸せになれること」の貼り絵を作ったところ、品物を使う割合が半分に減ったのです!

この結果からわかることは、人は自分を好きになり信頼できるようになれば、物質主義から卒業できるかもしれない、ということです。

彼女がもっと自分を好きになって自信をつけることができるために、あなたには何ができますか? それを毎日ちょっとずつでもいいので積み重ねてみてください。紙の皿もいいかもしれませんね(笑)。

彼女がもっと自分を好きになりますように!

【参考文献】
・『その科学が成功を決める』リチャード・ワイズマン・著

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●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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