映画『グランド・ブダペスト・ホテル』に学ぶ、複数の女性と付き合っても恨まれないコツ

【相談者:30代男性】
複数の女性と付き合っても、恨まれない方法ってありますか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、またグローバルな質問ですねー、グローバルなのか知らんが、毛深そうですねー(笑)。どれだけ欲張りな発想なんでしょうかねー、素晴らしい。それが世界でできる人はそれだけのものを持たれている人……みたいですが、あなたにあるんかなぁ~(笑)。そう言われてもね、はい。

良いか悪いかは別として、そんなあなたにとっておきの最高の映画をご紹介しますね。

『グランド・ブダペスト・ホテル』発売元/20世紀フォックス ホームエンターテイメントジャパン

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『グランド・ブダペスト・ホテル』
発売元:20世紀フォックス ホームエンターテイメントジャパン
(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

ストーリー

美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。その宿泊客のお目当ては“伝説のコンシェルジュ”グスタブ・Hだ。彼の究極のおもてなしは高齢マダムの夜のお相手までこなす徹底したプロの仕事ぶり。

ある日、彼の長年のお得意様、マダムDが殺される事件が発生し、遺言で高価な絵画がグスタブに贈られたことから容疑者として追われることに。愛弟子のベルボーイ・ゼロの協力のもとコンシェルジュの秘密結社のネットワークを駆使してヨーロッパ大陸を逃避行しながら真犯人を探すグスタヴ。殺人事件の真相は解明できるのか!?


今回ご紹介する作品は、先日の『アカデミー賞』4部門(美術賞・衣装デザイン賞・メイキャップ&ヘアスタイリング賞・作曲賞)を見事受賞した、『グランド・ブダペスト・ホテル』です。

興奮しましたねー、まさかここまで獲っちゃうとはね。『ダージリン急行』などで有名な、ウェス・アンダーソン監督。この人はもう天才ですね。こだわりが凄まじい、ここまでの世界観を細かくよく出したなぁー。

主演のレイフ・ファインズをはじめ、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウとまぁ豪華キャストも揃ってます。キャッチコピーもまた良くてね。『伝説のコンシェルジュが究極のおもてなしとミステリーで皆様をお待ちしております』ですよ。そんなお話。

精巧なミニチュアとアニメーションを駆使して再現されたホテル、コミカルな演出とユーモラス、そして個性的な出演者と衣装のお洒落さ、たまんないっ! 僕はね……、かな~りお好きな映画なんですよね(笑)。

そして、今回の主人公、ホテルのオーナーであり、伝説のコンシェルジュ『ムッシュ・グスタヴ・H』(レイフ・ファインズ)、彼がホテルを守るために、自分を守るために駆使するおもてなし。来館するリピーターの女性たちを虜にした彼の極意を、特徴を交えながらご紹介させていただきます。ぜひご参考までに。

“グスタブ”愛される名コンシェルジュの秘訣

(1)“人を見る目”~ゼロ(ベルボーイ)~

(彼が相手にする女性)金持ちで、老人で(笑)、不安で、虚栄心が強く、軽薄で、金髪で、さみしがり屋。

(2)“綺麗好き”~ゼロ(ベルボーイ)~

(彼は)香りをふんだんに使う男、来る前から香りでわかり、去った後も香りが残る。※部屋中香水のビンだらけ。

(3)“言葉のセンス”~グスタヴ~

グスタヴ:「無礼さは恐れの表れに過ぎない。希望が通らないのを恐れてる、無礼な人たちも愛してあげればいい……そうすれば花開く」

(4)“素直に謝れる”~グスタヴ/ゼロ~

グスタヴ:「なぜお前は洗練された社会に田舎から来た? お前などいなくても困らないこの社会に……」

ゼロ:「戦争で……家族を殺された。なので逃げるしかなかった……戦争のせいです」

グスタヴ:「さっき言ったことは撤回する、私は救いがたい愚か者だ。身勝手なクソ野郎だ」


いかがでしたでしょうか。質問の内容はあまり映画の本筋とは関係ないので、くれぐれも(笑)。

グスタヴとゼロのね、師弟関係というか友情もまた最高なんですよ。場の言い回しや間の取り方など、ちょいちょいセンスがあった……なんとも言えんなぁ~。とりあえず魅力あるグスタヴ、観てくださいな。

さて、今回の名シーンというか、印象的なセリフ。この映画はお洒落で一見コミカルに演出していますが、時代も時代、背景に暗~い“戦争”という大きなテーマ、メッセージが込められています。ストレートには言いませんが、グスタヴの印象的なセリフをご紹介して締めますね。

※兵士に捕えられそうになり、旧友に助けられた際の一言。

グスタヴ:「(旧友に助けられ)まだ文明のかすかな光があった。かつての人間性は失われ、世界は殺戮の場と化したがね。今回のような、それこそが我々の……せめてもの……ちっぽけな……クソくらえっ!」

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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