カウンセラーも実践している“傾聴”のコツ4つ

【相談者:20代女性】
付き合って半年の彼がいます。最初は頼れる人だなと思い、いろんなことを話したり、時には愚痴を聞いてもらったりしていたのですが、最近では私が相談しても、聞いていないように見受けられます。かと思えば、彼の仕事が忙しかったり、トラブルがあったりすると、「きつい……」など自分自身が辛いときだけ私を頼ってくる状態……。

私も頼りたいけど頼れない状況で、正直私自身が辛くなってます。そんな状況のときの彼の心理状態と、どんな風に接してあげたらいいのか、ぜひ教えてください。

a プロが実践している相手の受け止め方とは?

こんにちは。ご質問ありがとうございます。水沢真です。

せっかく二人で会っていても、どちらかが落ち込んでしまっていては、せっかくの雰囲気も台無しになっちゃいますね。しかし、日常生活を送っていく上で、嬉しかったことや辛いことは誰かに話したり、愚痴を聞いたりしてほしいときは誰しもあると思います。

では、どうすれば暗くなりそうな雰囲気を吹き飛ばすことができるのか? お伝えしていきますね。

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辛いときに頼ってくる心理とは?

あなたは自分が辛いとき、誰かに頼りたいと思ったことはありませんか? そしてその“誰か”とはどんな人でしょうか? おそらく、自分が特別親しくしている人が思い浮かんでくるのではないでしょうか?

彼も、まさにそんな状態です。落ち込むときは、「自分に問題がある」と認識しているのと同時に、その問題の解決方法が分からない状態になっています。また、辛いことは決して誰にでも分かってほしいというものではなく、大切な人に分かってもらいたいものなのです。視野も狭い状態になっていますから、そんなときに自分を頼ってきた際は、自分ができる範囲で受け止めてあげることが大切です。

人の話を“聴く”ポイント

相手が「辛い」や「嬉しい」などの感情を伝えてきたときは、その内容を聞いてほしいからこそ。その内容を“聞く”ことが暗い雰囲気から脱出させる最初の糸口なのですが、よく心理カウンセラーは相手の話を“聞く”のではなく、“聴く”ことを重要視します。

相手の話を目と耳と心で“聴く”ことを心理学では、『傾聴』と呼んでいますが、傾聴は以下の4つがポイントとなります。

・あいづち……「うんうん」と相手の話の合間にうなずいたり言葉に出したりする
・繰り返し……相手の言葉を繰り返して伝える
・要約……話のポイントをまとめて相手に伝える
・気持ちをくむ……話の内容に、「辛かったね」と共感したり、相手の状況(涙を流す、声のトーンなど)に合わせたりする

この4つで相手の話を傾聴していると、相手には、「自分の話を聞いてくれている」という意識が働き、気持ちも軽くなって、笑顔が戻りやすくなります。

たとえば、相手と対面で話しているとき、相手の目が他に向きながらあいづちをしていたら、「ちゃんと私の話を聞いているのかな?」という疑問がわき、話すことも面倒くさくなると思います。また、あいづちだけでなく、話の要点を相手にフィードバックすることで、“ちゃんと自分の話を聞いてくれている→自分を受け入れてくれている”と実感するのではないでしょうか。

相手の話を聞く際は、しっかり目と耳と心で“聴く”ことを行うことで、相手からも同じ態度で自分の話を聴いてもらえますし、信頼関係が深まることにも繋がりますので、ぜひコミュニケーションに役立ててみてください。

頼られてばかりでも自分自身が窮屈になり、居心地の悪い場所になって、場合によっては別れを選択してしまう場合も出てきてしまいますから、あくまで自分ができる範囲で相手を受け止めること。まずは自分が相手を受け止めるようにしましょう。そうすれば、相手にも自分の気持ちを受け止めてもらえるはずです。

ぜひ無理をしないように、お互いに辛いことも共感しながら、楽しい時間をもっと共有できるよう工夫してみてくださいね!

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●ライター/水沢真(ビューティーメンタル専門家)

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