ナルシストな男の心理と恋愛傾向

【相談者:20代女性】
すごく好きな男性がいます。彼はモテるタイプです。でも、私が告白したら、「僕はキミに好かれていることが嬉しい。この関係を壊したくない。今のままでいよう」と返事をされました。ところが先月、彼に恋人ができたと聞きました。ショックです。

私に好かれていることが嬉しいのなら、なぜ私を選ばなかったのでしょうか? 彼にとって私の存在はどんなものなのでしょうか? 意味が分かりません。

a 彼は好かれて嬉しくてその関係のままでいたいだけです。

ご質問をありがとうございます。西洋占星術研究家の加藤かとるです。

お悩みを拝読して思ったのは、彼は正直な人だな、ということです。あなたに好かれて嬉しくて、でも「関係を壊したくない(距離を縮めたくない)」と宣言し、さらに、「今のままでいよう」と念を押すところが正直です。

彼はあなたに好かれて嬉しいのでしょう。しかし、あなたを愛することは無いでしょう。彼は、“他人に愛されてから自分を肯定する”ナルシストなのです。『アイデンティティ(自我同一性)』を他人からの愛によって確認する、不安定な男性なのでしょう。

彼にとってあなたは、“自己肯定してくれるファンのような存在”なのです。

150121katou

不安定なアイデンティティが引き起こす行動

人間が“自我を発達させる時期”は思春期です。体や心の成長、親からの自立、社会へ進むための準備などが、この期間に行われます。

心理学者のエリクソンによる、『アイデンティティ(自我同一性)』の獲得の概念(一部)は、『自分の存在には意義があるという自己肯定感、あるいは自己価値観がある』と、なっています。

おそらく、彼は思春期になんらかの問題を抱え、アイデンティティが欠乏しているのです。だからこそ、多くの女性にモテるように行動するし、愛されるのです。彼のように、複数の異性に好意を持たせて、距離感を保つ男性はいます。その根底には、最終的に“女性嫌悪”があるのでしょう。

自分が受けた行為を繰り返す人

「恋人と交際している」と公言し、愛されている自分を宣伝し、その上で他の女性に対して不快な発言を繰り返す男性をしばしば見かけます。

“女性”という存在に対して、なぜそこまで嫌悪してしまうのか? それは、家庭にいる時期に、母親ときちんと向き合えなかったトラウマがあるのかもしれません。“愛しているフリをして怒りをあらわす”という行為は、子どものころに受けた仕打ちなのでしょう。そういう人は、同じ行為をしてトラウマを再現し、心の恐怖やネガティブな感情を発散しているのです。

もちろん、それは健全な精神状態ではありません。本当にパートナーを愛し、幸せな男性は、平和を望むからです。満たされた人間は誰も挑発しません。

彼を忘れて、真実の愛を手に入れよう!

あなたがすべきことは、“彼を無視し、忘れること”です。他人としっかり向き合えない人間に執着するのは、時間のムダです。彼の心の傷を癒すのは、彼自身です。

あなたも今は、遠い存在の彼を思って、真実の愛から逃げているのかもしれませんね。しかし、本当のパートナーに巡り合うためにも、お互い離れたほうが吉と申せましょう。

【参考文献】
・『学校で教えない教科書 面白いほどよくわかる心理学のすべて』浜村良久・監修

【関連コラム】
ハグ止まりで告白してこない彼の気持ちを確かめる方法2つ
女性に対して「妹みたいな存在」だと言う男性の本音3パターン
男と女で違う! 恋愛対象としてのアプローチ方法の見分け方

●ライター/加藤かとる(西洋占星術研究家)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (0)
  • うーん (1)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする