肌に悪いってホント? 紫外線吸収剤が入った日焼け止めの安全性とは

【相談者:20代女性】
紫外線対策は絶対必要! ということで、日焼け止めを使っています。でも、インターネットなどを見ていると、“紫外線吸収剤が入った日焼け止めは使っちゃだめ”という情報も……。これって本当なんですか? また、そもそも、紫外線吸収剤っていったい何のことなの?

a 紫外線吸収剤にはメリットもデメリットもあります。

こんにちは、美容ライターの大塚朝香です。

日焼け止めのことを調べていくと、“紫外線吸収剤”と“紫外線散乱剤”という言葉を目にするはずです。

前者は、肌の上に吸収材を置き、紫外線を受け止めた上で、ほかのエネルギーに変えて肌の外側に押し出し、内部にまで影響を与えさせないようにするものです。後者は、肌の上に散乱剤を散りばめ、紫外線を反射させることによって紫外線対策を行います。

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紫外線吸収剤が悪い、とされたその理由は?

紫外線吸収剤が、しばしば“悪いもの”としてやり玉に挙げられているのは、その刺激性の強さによると言われています。

紫外線吸収剤のなかに含まれる構造体が、人間の体に合わないため、肌に負担をかけやすいと言われているのです。このため、肌への負担のことを考えれば、紫外線吸収剤よりも紫外線散乱剤の方が良い、と言えます。

紫外線吸収剤の安全性とメリットについて

しかしながら、紫外線吸収剤は必ずしも悪いものではありません。

たとえば、紫外線吸収剤の代表例として取り上げられる『パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル』は、以下の通りなら使用してもよいとされています。

・粘膜に使用されることがなく、かつ洗い流すことができるものなら、20gまで
・粘膜に使用されず、洗い流さないものでも20gまで
・粘膜に使用されるものでも、8gまで

これは薬事法で定められたものであり、現在市販されているものに関しては、これらの決まりが守られています。

つまり、紫外線吸収剤によって肌荒れなどが起きる可能性は否定しきれませんが、それはあくまで個人の肌質などによるものであり、紫外線吸収剤自体が有害である、ということにはならないのです。

また、紫外線吸収剤は紫外線散乱剤に比べて効果が高く、塗っても肌が白く変わらない、などのメリットがあります。滑りがよく、肌に乗せたときに塗りやすいというメリットもあります。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤は、どちらかが悪い、というものではありません。ただ、自分の肌質や強度、目的に合わせて選ぶ方法が望ましい、と言えるでしょう。

【参考URL】
化粧品基準 | 厚生労働省(PDF)

●ライター/大塚朝香(フードアナリスト)

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