手取り約250万円、貯金100万円弱で結婚するには?

【相談者:20代男性】
付き合ってもうすぐ2年になる彼女がいます。そろそろ結婚したいと考えているところですが、現在転職をしたばかりで収入が低く、できるだけ貯金するように頑張っていますが、ひとり暮らしでやりくりするのがやっとの状態です(手取りおよそ250万円)。ふたりとも子供が好きで将来は子どもが欲しいため、年齢のことも考えるとあまり先延ばしにもできないと思っています。

年収が低くても結婚して大丈夫だと思われますか? ちなみに貯金は100万円弱です。

できます! マネープランを立てて見通しを立て準備をすれば大丈夫。

こんにちは! ライフプラン・コーディネーターの鉢須祐子です。

結婚前に悩むことが多い「自分の年収で家族を養っていけるかどうか」ということ。とりわけ最近は景気低迷や給与減少により、この点で悩む方が増えています。

実際、内閣府が実施した調査では、20〜30代で将来結婚したいと考えている人が男性で約83%、女性で約90%であるにも関わらず、2010年の婚姻率は5.5%にとどまっています。これは過去最低の水準。さらに、結婚生活を送る上での不安については、男女ともに半数以上の人が「経済的に十分な生活ができるかどうか」を挙げています。

年収ベースでみると、男性の場合、年収300万円未満の既婚者数に比べて、300万円以上の既婚者数は2倍以上になっています。このことからも、年収が少なからず結婚条件に関して影響を与えている可能性があると思われます。

ただ、まず結論からお話すると、ご相談者さまの年収・貯金額であれば十分やりくりできると思います。

彼女さんは現在お勤めでいらっしゃるのでしょうか? もしお仕事をされていて結婚後も共働きを続けるのであれば、むしろ世帯収入は増えるということになります。結婚後のマネープランを少し具体的に考えてみると、不安がだいぶ減りますよ。

結婚を視野に入れたマネープランの立て方

次にご紹介する3つのステップで、結婚のためのマネープランを立ててみましょう。

(1)結婚後の生活スタイルをイメージしてみる

・夫婦共働き? 専業主婦・専業主夫?
・お子様の予定は? 何人?
・住む場所は賃貸? 持ち家?親と二世帯で同居?

このあたりを手掛かりにして、どんな生活スタイルを目指すか、カップルで想いを共有してみましょう。生き方によって、必要な金額が変わってきます。

(2)イメージした生活スタイルの場合、結婚後1年間で毎月どのくらいお金がかかるかざっくり計算してみる

生活スタイルがある程度見えてきたら、結婚後1年あたりいくらかかるか計算してみます。月単位で考えると分かりやすいと思います。分かる範囲で構いませんので、新生活に必要なお金、日常生活の出費を手掛かりに考えてみましょう。

月によって差がある場合(結婚式費用や引越しの月はまとまったお金がかかる等)は、最大でいくら・普段はいくら、のように試算してみると良い目安になります。

(3)長いスパンで見たとき、いつ、どのくらいの出費がありそうかイメージし、どう準備すればいいか考えてみる

今度は、結婚後1年という範囲からもう少し広げて試算をします。ご相談者様はお子様をご希望でいらっしゃるので、妊娠、出産、教育費(公立か私立か等)あたりをひとつの手掛かりにしてみてください。教育費は一般的に、ひとり3,000万円くらいかかると言われています。

この金額を見ると面喰ってしまうかもしれませんが、1年あたり・1ヶ月あたりで計算してみるとこのくらいはトータルでかかることが実感できると思いますし、進学先・子育て方針によっても金額が変化します。貯金や学資の積立などでまかなうために、マネープランの中に前もって教育費の準備を入れておくと、いざという時に役立ちます。

子どもが生まれると、家を引越したり部屋数の多い家を購入したりすることもあるでしょう。賃貸で暮らしていくのか、購入するのか、どのタイミングで住み替えるのかについても検討しましょう。住宅情報誌などを参照して、希望の間取りがいくら必要かチェックを。


いかがでしょうか。

特に教育費や住宅費の話をすると、みなさん「そんなにかかるの? 不安だ……」とおっしゃいます。でも、今、こうして準備する必要のある目安の金額が分かったわけですから、これから少しずつ備えていけばいいのです。無理そうだと思ったら生活スタイルの見直しをするなどして計画を修正しながら、マネープランを実行していけば大丈夫です。あまり先のことばかり考えて思い悩まず、具体的な行動を起こしながら前向きに進んでいきましょう。

ご相談者様が、お金の不安から解放されて、しあわせな結婚への道を歩まれますよう、心よりお祈りいたしております。

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●ライター/鉢須祐子(ライフプラン専門家)

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