口癖になってない!? “疲れたアピール”をする人の心理と対処法

【相談者:30代女性】
主人の口癖が、「疲れたー」「しんどい」ばかりです。いつも必要以上にアピールしてきてめんどくさいです。

最初のうちは気を使ってスタミナのつきそうな料理を用意してみたり、サプリメントの類を買ってあげたりしていましたが、効果なし。

頻繁に体調不良を訴えていても、趣味のゴルフや飲み会には元気に参加していますので、口だけだと思います。

最近は「私も疲れてるんだ」と言い返しますが、心配してくれる様子はありません。どうしたらいいのかもわからず、腹が立って仕方がありません。

a つらさを訴える人は、“頑張りを認めてほしい人”です。じゃあ、認めてあげたらどうでしょう?

こんにちは。カルチャー担当・みわあやのです。

自分の不快を周囲にまき散らす人って、結構多いんですよねー。

そういう場合は、「それは大変だねー。無理しないで休みなよー」と共感を示すのが正解なのかな、と私は思っております。

ホントに大変なつらさを味わっておられるのであれば、素人ではなく医者に相談なさるだろうから。

まあそこは、自分にできる範囲でかまってあげるのもコミュニケーションなのかなという感じですね。

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つらさを訴える人の心理とは?

「残業続きで疲れた」「はぁ……疲れが取れなくてねぇ」「ずっと体調が悪くて」など、常に訴えておきながら病院にも行かない。

「養命酒を飲んだら?」と言っても、飲まない。そのつらさに対して何の対策もしない。

さらに、遊びに行くともなれば、ケロッとしているどころか私たちよりも元気いっぱいに!!

そんな大人は意外に少なくありません。なんなんでしょう、これ。心配しているのがバカバカしくなってしまいますよね。

社会学者・加藤諦三の著作『やさしい人 どんな心の持ち主か』には、そういったタイプの人間を心理学的に見た解釈が書かれています。

・「疲れた」は言葉通りの意味ではない。だから必要以上に「疲れた」と騒ぐ
・解決を求めているのではなく、つらさに耐えている自分を認めてほしい
・具体的な解決策を出されると、傷つく
・そういう人に「私も疲れている」といっても通じない。自分のつらさを訴えることで精いっぱいだから
・自分を認めてほしいと渇望している人に、やさしさは期待できない

ざっと拾ってみましたが、なんと厳しい……。でも、わかる気がしますし、つい「誰か認めてよー」って気持ちになるとき、私たちにもありますよね。

逆に、つらさを訴える人に腹が立つ心理はどうなの?

「疲れた疲れた」と頻繁に訴える人は、自分の頑張りを認めてほしくて、他者からの哀れみを渇望するかまってちゃんだ、ということがわかってきました。

しかし、私たちはどうしてこういった人に腹を立ててしまうのでしょうか。

ひとつは、毎回会うたびに不快な話ばかりで気が滅入るというのもあるでしょう。

しかしよく掘り下げてみると、自分にも「誰かに認めてもらいたい。優しくしてもらいたい」という願望があるからこそ、こだわってしまうのではないでしょうか。

これは心理学でいう『投影』です。自分の抑えている感情を誰かがいともたやすく表に出しているのを見ると、多くの人は怒りを感じるわけです。

その抑えている感情が大きければ大きいほど相手を許せない、という心のしくみですね。

自分だって、「頑張っているのを認めてほしいのに!」とイライラ。

だから、「疲れてる」「私だって!!」という堂々巡りになってしまう悲劇。これってある意味お互い様ですよね。

「頑張りすぎなんじゃない? 心配だよ」と、相手が大事な人であれば労をねぎらう言葉をかけるとか、優しい気持ちで受け止めてあげればいいのでは。

それで相手が満足して、少しはパートナーのことを思いやれる余裕が出てきたらもうけものだと思います。

【参考文献】
・『やさしい人 どんな心の持ち主か』加藤諦三・著

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

編集部追記

今回のコラムでは、疲れたアピールをする人について、「頑張りを認めてほしい人だから、褒めてあげましょう」という視点でアドバイスをいただきました。

「疲れたアピール、疲れたが口癖の人」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

「疲れた」が口癖の人の心理6つ

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(1)面倒くさがり

とにかく体を動かすことを極端に嫌がり、何事も面倒だと感じる人です。

ちょっとでも動けばすぐに「疲れた」と口に出し、何でも動かずに済ませようとします。そもそも疲れるような行動をしたがらないタイプともいえるでしょう。

(2)甘えている

もし疲れたと言っている人があなたの恋人であれば、それは甘えている証拠です。心配してもらうために疲れたフリをしているのです。

ねぎらいの言葉を待ち望んでおり、それにより自分が大切にされていると思うことができます。

(3)やる気がない

自分から率先して行動することがなく、周りから言われたことだけをやる無気力なタイプです。

言われたことをやるのであればまだいいですが、中には生きることに意味を見いだせず、あらゆる行動をしなくなってしまう人もいます。

周囲に悪影響を及ぼすタイプといえ、一定の距離を取ることが求められるかもしれません。

(4)自己満足

疲れている自分に酔っているだけのナルシストな人も、「疲れた」を口癖にしがち。

「疲れるほど仕事を頑張っている自分ってカッコいい」「疲れているのに恋人に会う時間を作っている俺って優しい」というように、疲れた自分が好きで自己満足の世界に浸っているのです。

これは、自分のネガティブな部分をあえて周囲に伝える”寝てないアピール”に通じるものがあります。

(5)劣等感が強い

「疲れた」が口癖の人の中には、自分を過小評価している人も多いようです。

根本的な考え方がネガティブなため、自然と「疲れた」という後ろ向きな言葉が口から出やすくなります。

これは相手の頑張りを認めてあげることで対処することができますが、根本的な考え方を変えるまでには長い時間がかかるでしょう。

(6)グチを言いたいときのサイン

グチや弱みなど、自分の話を聞いほしいときの前置きとして「疲れた」と発する人もいます。

これは実際に疲れているわけではないため、「どうしたの?」と耳を傾けてあげるだけで構いません。

ただし、「疲れた」のあとに続く話はネガティブなものになりますので、反対に疲れさせられる恐れがあります。

「疲れた」が口癖の人に対するみんなの本音

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否定派の意見

『疲れていないやつほど疲れたって言うよね。一度、疲れたとすら言えないほど疲れてみろよ』

『聞くとこっちまでネガティブになるから、口には出さないでほしいです。「なんでわざわざ言う必要あるのかな?」と思ってしまいます』

『「疲れた」が口癖の男に仕事ができるやつはいない。家に帰ってからならともかく、職場でこれ言ってる人を見るとどういうつもりなのか問いただしたくなる。自分で要領が悪いですって言ってるようなもの』

『言われるとこっちが疲れる。ただグチるだけで、疲れたことに対して何か解決策を出すわけでもないし』

『旦那が毎日のように言ってて憂鬱。仕事で疲れるのは当たり前なのに、わざわざ家に持ち帰ってこないでほしい。特に子どもの前でぐちぐち言ってるのを見ると殴りたくなる。しかも、たまに私が「疲れた」って言うと「主婦が疲れるわけないだろ!」って言ってきてまじで救えない』

疲れたアピールをする人を良く思わない人は多いようです。

特に、自分は口に出しつつ相手の疲れたには厳しい態度で接するなど、納得しづらい言動をされると怒りを覚えるでしょう。

ネガティブな言葉は相手を不快にさせるものだと自覚し、たとえ本当に疲れていたとしても口に出すことは控えた方が良さそうです。

肯定派の意見

『言わせることで落ち着くならいいんじゃない。黙ってストレスを溜められるよりもいいと思う』

疲れたアピールを肯定的に受け止めることができる人はほとんどいないようです。

「吐き出した方がいいよ!」と素直に思えるのは、器が大きく余裕のある人だけではないでしょうか。

疲れたアピールへの対処法3つ

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(1)適度に無視する

「疲れた」が口癖になっている人は、それが無意識になっていることもあります。これをいちいち相手にしていたらキリがありません。

もし言われた場合には、「疲れたよねー」「お疲れさまー」など一言だけ声をかけるようにし、それ以上は関わらないようにしましょう。

真面目に捉えて相手をしても、ただ自分が疲れるだけです。

(2)上から目線で対応

疲れたアピールをしてくる人と対等に接していると、負の感情をモロに受けてしまい自分も疲れてイライラしてしまいます。

「こっちだって疲れてるんだ!」などと言おうものならたちまち言い争いになってしまうでしょう。

そういうときは、相手よりも上の立場になったつもりで、見下ろす気持ちで接してみるのがおすすめです。

小さなこどもが駄々をこねていると思えば、疲れたアピールも少しはかわいく見えるかもしれません。

相手をするまでアピールを続けてくるタイプには有効な手段と言えるでしょう。

(3)真顔で応じる

「疲れた」をそれほど深刻に使っておらず、気軽な気持ちで言葉にしている人も少なくありません。

そこで真剣に心配するそぶりを見せれば、相手は焦って今後は軽々しく口にしなくなるでしょう。

「大丈夫?」「病院に行こうか?」「栄養ドリンク買ってこようか?」など真顔で応じて後ずさりさせることができれば、相手が口にする回数を減らすことができるはずです。

うつ病と関係アリ?

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あまりにも「疲れた」と言うことが多い場合には、うつ病の可能性を疑う必要があるかもしれません。

単なる疲れにとどまらず、深刻な状況に陥っているサインということもあります。

特に、以前は行動できていたのに突然できなくなった、突然寝てばかりになった、などのことがあれば疑わしいと言えるでしょう。

病院を受診することに抵抗する人もいるかもしれませんが、周りから見て以上のことを感じた場合には、診察を受けることをすすめてください。

まとめ

「疲れたアピールする人の心理」や「周りから見た印象」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

実際に疲れていても、それを口にするかしないかで周りに与える影響は大きく異なります。

自分では気付かないうちに言ってしまっている、という人も意外と多いのではないでしょうか。

疲れをアピールするのではなく、周りに疲れている人がいないか見渡せるような、余裕を持った人になりたいものですね。

●追記/恋愛jp編集部

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