つまらない結婚生活の中に楽しさを見出す禅の言葉

【相談者:40代女性】
結婚して11年目、子どもは2人です。最近、毎日がつまらなくてたまりません。とくに家庭に問題があるわけではないのですが、夫も子どもたちも無口なほうなので、おもしろみもなく、閉塞感を覚えています。こんなとき、恋でもすれば人生が輝きだすのでは、とも思いますが、そんな勇気はありません。

a 一時の恋をしても、何も解決しませんよね。輝きを外側に求めているばかりでは。

こんにちは。カルチャー担当・みわあやのです。

私は、家庭って“休息の場”じゃないかと思うんです。ご主人や子どもが外の世界から帰ってきて、安らぐ場所だったり、家族が集まっておいしいごはんを食べながら、ほっと一息つける場所だったり。

それぞれが家庭で充電して、また次の日から外の世界で頑張れる、というような。

もちろん、それは各家族によりけりって話だと思いますが、別に“面白おかしさ”を求める必要があるのかは、甚だ疑問です。

それでも、「つまんねーおもしろくねー」って、ふてくされていては、家の中までどんよりした空気に包まれてしまいかねません。さらに、下手に勇気を出して禁断の恋に走り、家族の信頼を失っては元も子もない。

ですので、なんとかこの閉塞感を突破し、今までと違う視点で物事を捉えていきましょう。

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求めるのをやめちゃえば、そこにある幸せに気づける!

『臨済録』にある有名な禅語に、『無事是貴人(ぶじこれきじん)』というものがあります。これは、臨済宗祖・臨済義玄禅師の言葉です。

臨済禅師が言うには、「無事」というのは、外に向かって何かを求める気持ちを捨てた、さっぱりとした状態のこと。「貴人」は、尊ぶべき人のことです。

何も求めなくてよいということに気が付いた、すがすがしい気持ちの人間こそ、尊ぶべき人である。というような意味ですね。

「何も求めない」って言うと、とても投げやりな状態をイメージするかもしれませんが、「もう、何もいらんわーい」ということじゃないんです。

私たちっていつも、幸せだったり、楽しさだったり、救い、みたいな形のないものを追い求めているじゃないですか。でも、手に入れたと思ったら、壊れて消えてしまったり、追えば追うほど、どんどん逃げて行ってしまって、とうとう迷子になったりして。

それは、自分の外側に向かって“求めている”から。本来、幸せとか救いって、もともと私たちが生まれたときから自分の中に持っているものなんです。

自分以外の人間や、環境に対して、“求める”のをやめて、じっくり自分と向き合う。それが幸せへの最短距離だって気が付けた人は、素晴らしいね。ということです。


いかがでしたでしょうか。

閉塞感を抱くのは、いつも同じ世界で、同じような考え方をしているからです。

ちょっと視点を変えて、自分なりに楽しくできないか、自分は何に楽しさを感じるのだろうかと、“自分に向かって”思案してみてください。お金もかからないし!

子どものように純粋な気持ちで、平凡な毎日の中に楽しさを見つけていけたらいいですね。

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●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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