成婚率にカラクリが? 自分に合った結婚相談所の選び方

【相談者:30代女性】
今とても結婚したい気持ちに駆られています。年齢的なこともあり、1年以内の結婚が希望です。私は友達も少なく、職場にも対象となる男性がいないので、結婚相談所に入会しようと思っています。

いろいろ調べているのですが、結婚相談所の「成婚率」というのは、どうやって算出しているのでしょうか? やはり、「成婚率」が高い相談所が、結果が早いってことになるのでしょうか?

a 「成婚率」はどうやって算出しているのでしょうか。

婚活カウンセラーの上枝まゆみと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

ご質問にある「成婚率」の算出方法ですが、私自身も興味があることでしたので、調べてみました。

『東洋経済ONLINE』の「婚活業界の”不都合な真実”」から抜粋すると、

『経済通産省の調査によると、結婚相談所を利用して結婚に至った人の割合、つまり“成功率”は、男性の場合、わずか8.4%、女性は10.1%しかありません』

とのことです。そして、その成功率の算出式については、

『算出式は「成婚者数」÷「会員数」。数値は各事業者から集めた回答の平均値を使っています。だから、結婚相談所の業界全体として成功率10%程度ととらえることができるのです』

ということです。

この数字を見て、驚かれた方も多いのでは? 相談所のオフィシャルなホームページには、少なくともこの2倍から3倍の数字を「成婚率」として掲げているところが多いのが実情ですものね。

けれども、その相談所が嘘の数字を掲載しているわけではありません。相談所によって、算出方法が違うのが原因なのです。

ある相談所は、「成婚率」を「成婚退会者」÷「総退会者」で算出していると聞いています。要するに、基となる公式がある数字ではなく、相談所の都合で数字を導き出しているものですから、比較するものではないということになりますね。

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そもそも「成婚率」の意味って何でしょう?

予備校の売りである「大学合格率」を参考に考えてみましょう。

予備校の場合は、4月に一斉に生徒が集まって、翌年2月から3月の受験を終えたら、きちんと「合格率」が算出されます。

でも、結婚相談所の会員はいつでも入会OKですから、数が流動的な上に、「成婚」というゴールだって早い人もあれば時間がかかる人もいます。それをどこかの時点で区切って数字を出してみても、大した意味のある数字だとは言えませんよね。

さらに、予備校のゴールの場合、「東大なら偏差値が○点」「慶応大なら……」というように、一定の決まったゴールレベルが存在します。

けれども、結婚相談所のゴールは、1000人の会員がいれば1000通りのゴールレベルがあるのです。それを平均して考えるなんて、大変ナンセンスな話だと思いませんか?

もし、私が「成婚率」という言葉を使うとすれば、「アナタが成婚できるかできないか」という視点で考えます。おのずと出てくる数字は2つだけ、0%か100%かのどちらかです。

結局、結婚相談所選びの基準はどこを比べれば良いのでしょうか?

ホームページや資料だけで判断して申し込むのではなく、必ず自分の目で確かめて選んでください。

大手の相談所なら、店舗の雰囲気や出入りする既存会員さんの表情なども大きな参考材料になります。ただし、大手の場合は、入会説明をする人と実際にアナタのお世話をする人が異なる場合も多いので、できるだけお世話係の人とお話しさせてもらうようにお願いしてみてください。

個人の小さな相談所の場合は、大抵お世話する人とお話しできますから、そのあたりは安心感が大きいかもしれません。

“お世話する人とどれだけ意思疎通ができるか”、結婚相談所選びの基準は、料金的なものを除けば、その1点に尽きると思いますよ。

アナタらしさを分かってくれるお世話係と二人三脚で、早いゴールができると良いですね。

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●ライター/上枝まゆみ(婚活アドバイス専門家)

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