痛みが残っているのにナゼ? 交通事故後に保険会社から治療を打ち切られた時の対処法

【相談者:30代女性】
昨年夏、彼の家にタクシーで向かっているとき、信号無視をした車が衝突してきました。事故の衝撃で混乱している中、彼は病院まで付き添ってくれたり、痛みで体が辛いときに助けてくれたりしました。しかし、治療が最近打ち切りとなり、今も痛みで仕事に集中できなかったりと、日常生活にも支障が出ています。

今後も痛みが続く場合、自費で通院するのでしょうか。みっともない姿をこれ以上彼に見せて迷惑をかけたくないし……。どうするべきでしょうか。

a 弁護士に相談することで、結果がまるで違います。

ご相談ありがとうございます。アディーレ法律事務所弁護士の篠田恵里香です。

治療を続けたのに痛みが残ってしまった……今後が不安ですよね。彼に心配をかけたくないお気持ちもわかります。元気な姿を見せたいですよね。

結論としては、すぐに弁護士にご相談ください。今後の治療や残った痛みに関する補償をどうするか、弁護士が対応することで結果がまるで違ってきます。

140711shinoda

保険会社の治療打ち切りの理由

今回のケースは、そもそも「治療を打ち切るべきか」が問題です。交通事故で怪我をした場合、相手方保険会社は早期に、「治療を打ち切る」と言ってきます。

当然、長く通院すればその分治療費がかさみますし、補償もそれだけ多額になるので、当然と言えば当然です。

ただ、治療の必要性はあくまで医師が判断するもの。今回もまだ治療が必要なのであれば、「治療を続ける」ことを保険会社に認めてもらう必要があります。

痛みが残ってしまったら、後遺障害等級認定の申請を

治療を続け、最終的に医師が、「これ以上治療は必要ない」と判断した段階、これを『症状固定』と言います。症状固定後も残念ながら、痛みや違和感が残ってしまう場合があり、これを『後遺障害』と言います。

残らない方がいい後遺障害ですが、残ってしまった以上は、『後遺障害等級』をしっかり認定してもらい、手厚い補償を受けることが大事です。

後遺障害の等級は、一番低いもので14級です。裁判所の考え方では、14級の慰謝料だけでも110万円となります。また、『逸失利益』と言って、「障害により将来の仕事に影響が出るであろう部分」を等級に応じて補償してもらえます。

14級の場合は、「年収×5%×仕事に影響が出る期間(利息調整あり)」という考え方です。このように、たとえ14級であっても、等級がとれるかどうかで補償額が大きく違ってきます。

等級認定のためには、ケガをされた箇所の画像資料や主張書面が極めて大事ですので、弁護士に相談することで認定に十分な資料をきちんと準備することができます。

弁護士へ相談するタイミングとメリット

以上のように、交通事故で怪我をした場合、痛みが残ってしまった場合には、“しっかり治療を受けること”と“十分な資料により後遺障害の認定を受けること”が大事です。

弁護士への相談の目安としては、事故発生から6か月以内に、そして、症状固定のタイミングでの対応が一番重要とされています。もちろん、治療中から積極的に無料相談を行っている弁護士事務所もあります。

弁護士が対応することで、補償の結果が大きく変わる世界なので、躊躇せずに弁護士にご相談いただくことが大事ですね。相談することで、抱えていらっしゃる保険会社とのやりとりのご負担も軽くなると思いますよ。

【関連コラム】
交通事故にあったら、助手席の彼女にも責任アリ?

●ライター/篠田恵里香(アディーレ法律事務所:東京弁護士会所属)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (0)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする