バナナは逆に太る!? 間違ったダイエットによる健康リスクと正しい痩せ方

【相談者:10代女性】
交際中の彼に、「最近太ったね」と言われてダイエットを始めました。バナナを食べると痩せるとTVで見たので、太りやすいご飯などを抜いて、代わりに毎日バナナを食べていますが、全く効果がでません。このダイエット法は間違っていますか?

a バナナは1日2本まで。ご飯は抜いちゃダメですよ。

こんにちは! エステやトレーニングジムで、食事法のアドバイスをしていた、筋肉ライター・みわあやのです。

経験から言いますと、同じものばかり食べるような単品ダイエットはおすすめできません。ご飯抜きもNGですよー! 適量を心がけバランスよく、がダイエットの基本です。

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バナナばかり食べるダイエットはカラダの不調につながる

確かにバナナは食物繊維が豊富なので、便秘解消に最適です。バナナに多く含まれるカリウムは、むくみ解消に効果あり! など、ダイエットの味方。最近では、『朝バナナダイエット』なども流行しましたよね。でも、朝食に1本だけ、というならまだいいのですが、バナナばかりをたくさん食べ続けるのも問題なんです。

文部科学省が公表している、『五訂日本食品標準成分表』によると、バナナ100グラムに含まれるカリウムは360ミリグラムです。成人女性の1日分の目安量は2000ミリグラムなので、大きめのサイズを2本食べると、もう必要量の半分近くに到達します。

バナナがダイエットにいいからと、カリウムを過剰摂取してしまうと、不整脈や胃腸の不調が現れる『高カリウム血症』のリスクも。他の食品からの摂取も考えると、2本くらいでやめておいた方がいいでしょう。

他の単品ダイエットにも共通していることですが、同じ食品ばかりをたくさん摂取するのは、栄養が偏るばかりか、健康リスクにもつながるんですね。

ご飯抜きは絶対ダメ! お米もダイエットに役立てて

炭水化物はダイエットの敵! とばかりにお米を避けてしまいたくなる気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください。特に筋肉が付きにくい女性の場合、その考えがかえってあなたを痩せにくくしているかもしれません。

私たちの脳のエネルギー源は糖質です。ご飯に多く含まれている糖質の量を制限し、不足してくると、脳は筋肉や肝臓などにある「グリコーゲン」という物質の消費をはじめます。

筋肉のグリコーゲンが減少すると、筋肉のパフォーマンスが落ち、省エネモードになります。肝臓のグリコーゲンが減ってくると、血糖値の維持が難しくなり、脳の働きが鈍ります。集中力が下がり、ダルくなって、身体機能も低下……。これではまずいと感じたカラダは、何をはじめるかというと、体内で糖を作り出します。

このとき、使われるのは体内にある脂質とタンパク質。糖質を制限することでもちろん脂肪は分解されやすくなります。しかしながら、筋肉(タンパク質)もどんどん分解され、基礎代謝が落ち、痩せにくいカラダへ一直線! という不毛な結果に。

つまらない話ですが、痩せる=(摂取カロリー)-(消費カロリー)です

ひとつの食材ばかり食べるダイエットは、手軽ですし、ついつい飛びつきたくなってしまうもの。でも、美しく健康的に痩せて、その成果を今後もずーっと維持したいのであれば、考え直してほしいなと思います。

無理なく続けられる運動と、さまざまな栄養素をいろんな食材から摂取する、腹八分目の食生活。これがダイエットの基本です。

目新しくはないですし、引きの弱い話で恐縮です。でも、一時的に痩せたり太ったりを繰り返すような短期決戦は、長い目で見て非効率。それよりも、まるで歯磨きのように毎日の習慣に取り入れられる、細く長いダイエットをしてほしいなと思います。

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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