借金が原因で夫婦仲が悪化した時の解決策

【相談者:30代女性】
2年前、私が騙されてできた借金が原因で夫との夫婦関係に亀裂が入ってしまいました。今まで私は夫に何度も謝って反省もし、今後のことやお互いどうしたらいいかを話し合ったりもしたことはありますが、段々口をきいてもらえなくなり、今では話しかけても無視、用事あって電話をしても出てくれません。

小学校2年生の息子が居ますが、子供にも影響が出ていて、「お父さんが“お母さんがいたら遊ばない”っていうからどっか行って!」と私を部屋から追い出そうしてきます。家族で出掛けることがある時は、私は必ず留守番にされます。

借金は地道に返済中で、私が悪いのは認めますが、離婚をするにも労力がかかるし、家を出ていくにもお金がかかります。そして何より子供のことが心配です。こんな状況を、どうすればいいのか教えて下さい。

修復するには、途方もない努力が必要です。

こんにちは! 火消し探偵の山木です。

今回頂いた内容だけでは、借金を背負うに至った騙された内容が不明なのと、何故話し合いをして行く中で更に関係が悪化して行ったのかが分からないため、「こうした方がよい」というアドバイスがし辛くあります。

相談の内容から判断すると、その借金の返済は、質問者様の結婚前の貯金などで返済できた金額ではなく、旦那様にも返済を肩代わりしてもらったのだと判断します。妻の過失で夫が借金を背負わされたのであれば、関係が悪化していったのも一定の理解は出来ます。

しかし、そこまで夫婦関係が悪化してしまったのは借金のことだけではないとも感じられます。その借金は、旦那様にはどう影響したのでしょうか?

また、騙されたとありますが、騙されて出来てしまった借金にも自分から背負った借金と、自分のせいではないところで出来た借金に分類されます。

前者は、株やFXなどで「こうすれば儲かるよ」という甘言を信じて失敗してしまったパターン。欲の皮が突っ張った自業自得と、恨み辛みが重なって借金地獄から抜け出すのが困難な傾向が強いです。

後者は、友人の借金の連帯保証など。お人よしのバカと罵られることはあれども、今後のことや未来について話し合いをして行く中で旦那様も「何とかしなければならない」という気持ちや、庇護の気持ちが出るもの。

前者のお金を追い求めた結果できた溝は、お金で埋めるのが一番です。少なくとも借金を完済するまでは関係修復は難しいと思ってください。

後者のパターンであっても、ここまで悪化しているということは、質問者様が何か自己弁護や自己憐憫のようなことを旦那様に言って、更に不快にさせたのではないかと私は感じています。

質問者様の質問の中に、“家族で出掛けることがある時は私は留守番にされます”という一文がありましたが、旦那様と子供の他にいる家族(義両親)も、質問者様が留守番や無視される境遇を良しとしていると見受けられました。

以上が、頂いた相談に関して私が抱いた所感です。

子供が心配とありますが、具体的に子供の何が心配なのでしょう?

「質問者様が子供に悪く思われていることが心配」とのことでしたら、質問者様が子供との関係をよりよくするように日々コミュニケーションを積み重ねていくしか方法はないでしょう。旦那様がたとえ質問者様の悪口を子供に言っていたとしても、母子の関係を質問者様が大事にしていればお子様にも気持ちは伝わると思います。

離婚しなければ片親になることも世間的にはありませんし、離婚をするならば借金の返済義務がある質問者様よりも、旦那様が親権を持っていた方が、経済的にもベターです。

旦那様の生活が荒れているように感じるとも有りますが、子供に暴力を奮うなどの影響があるのならば、今すぐにでも離婚の決断をしてください。

現状より少しでも関係を改善したい場合

まずは、話し合いのテーブルに着かせなければ始まりません。両親、義親、親類縁者などに協力して貰って、まず話し合いの場を作ってください。話し合いを拒絶するようなら、質問者様が来るとは言わないで騙すような形で話し合いの場を作るのでも構わない。

精一杯どの様に「関係改善(目標)」したいか、どのように「努力(行動)」するかを具体的に話し、無視するのは止めてくれ、子供に悪く言うのは止めてくれと懇願しましょう。

「どう変化したか、3か月後にまた話し合いの場を授けてください」と期間を決めて、次回の話し合いの場も決めましょう。

旦那様の質問者様への不信感というのは、おそらく借金のことだけではありません。

ともあれ、改善を望むのであれば、質問者様と旦那様だけでなく、他の誰かを巻き込んでというのが一番効果的で、一番進展する策ではないでしょうか。

離婚を考えてる場合

離婚しても、親権はおそらく取れません。騙されて出来た借金ではありますが、借金の返済義務を持っている質問者様よりも、経済的に余裕がある旦那様に親権は渡されると思います。

旦那様から離婚を切り出してきたのであれば、法定離婚原因である“夫婦扶助義務違反”に騙された借金が該当するとは内容により微妙ですので、交渉の余地もあるかもしれません。

質問者様から離婚を切り出した場合は、親権・慰謝料の要求は難航すると思います。

要求しなければ、すんなり判を押して貰えて離婚成立。質問者様も旦那様も第二の人生を歩めるかもしれません。


質問者様が書いてきたように、離婚するのも家を出るのもお金がかかります。

それだけを心配しているのであれば、実家に戻るという手もありますし、何よりも質問者様が旦那様に依存せずに「離婚」や「借金返済」という目標を掲げ頑張って働き稼ぐことです。

暗い家庭で家族から無視されて辛い人生歩んでいくことは、本当にキツイこと。

離婚は集中的に労力を消費するものですが、修復は途方もない労力を重ねていくものです。

まずは、話し合いの場を作り、それでも無理だと感じるなら「堪えること」と「離婚すること」と何がメリット・デメリットなのかを今一度考え「労力」を惜しまずに前へ進みましょう。

●ライター/山木陽介(探偵専門家)

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