彼氏にデートDVされてしまう女性の実態

【相談者:20代女性】
友人の男を見る目が悪すぎます。「どこで見つけて来るの?」というような、ヤンキーみたいな人ばかりと付き合っています。根はいい人だと言われますが、彼らの友人への言動は乱暴で、信じられません。どうしたらよいでしょうか

qa_a DVなら、まずは“あなたが”相談機関を利用してみて!

こんにちは! ライターの佐原です。ご質問ありがとうございます。

さて、言葉遣いの悪いヤンキーにも「いい人」は当然いらっしゃいますので、ヤンキー好きが必ずしも危険なことだとは言えません。とは言え、ご友人のことを思ってご不安な気持ちもわかります。

ご友人への言動が乱暴とのことですが、たしかに近年聞かれるようになった『デートDV』は、2008年に内閣府によって行われた調査では、10〜20代の間では13.6%もの女性に被害経験があるとの結果が出ました。同年に、横浜市が市内の高校生・大学生に対して行った調査では、なんと恋人と付き合ったことのある女性の38.8%がデートDVにあったことがあるとの結果になっています。デートDVを自分のまわりで見かけた・聞いたことがある人の割合は48.5%。

ご友人も被害にあっている、という可能性も、残念ながら十分にあることかと思います。

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デートDVってどんなことを言うの?

DVというと、殴る・蹴るなどの身体的暴力を思い浮かべる方が、やはりまだまだ多いかと思います。けれどDVの定義は、身体的な暴力だけに留まりません。身体に傷を残さない精神的暴力もありますし、「メールを監視する」「友人付き合いを制限する」などの束縛行為もあります。

ちなみに、ご友人の彼氏さんはヤンキーのようだとのことですが、DVの加害者は一見、優しかったり誠実そうであったりすることや、学歴や勤務先が所謂エリートであることも多くあります。経歴や見た目、第三者からの評価では実際のところはわからない、ということです。

被害者本人は、自分が被害者であると気づけない?

DVの難しいところは、こうした「身体的暴力以外の行為もまたDVである」という知識があったとしても、本人にはなかなか被害にあっていることが自覚できない点にあります。

「自分にも悪いところがあった」
「怒った後はいつもしっかり謝って優しくしてくれる」
「私も殴り返すこともあるしお互い様」

など、自分が被害者でないと思い込むための理由を、被害者はどんどんと探せてしまうのです。被害者にそういった特徴があるという知識を持ってしてもなお、そういった泥沼に落ち込んでしまいがちです。DVに対処するのは、当事者であればある程、難しいのですね。

大切なのは、周囲の人間がしっかりと関わること

ご友人がDVにあっているのだとしたら、ご友人の手を決して離さないでいてあげてください。たとえご友人から助けを求められているのでなかったとしても。

そして大事なのは、自分がなんとかしなければとは思わないことです。DVを解決することは非常に困難なことです。ささいな失敗から命に関わる最悪の場合になってしまうことも十分に考えられますし、どうか専門の相談機関を利用してください。

ご友人がDVを受けているのかどうなのか、判断がつききれないと言った場合には、その旨を相談してみるのもよいかと思います。内閣府の行っている相談電話(0570−0−55210)や、無料のよりそいホットライン(0120−279−338)などもあります。

どうか無理をなさらず、くれぐれも、身の安全をはかることを第一にして下さいね!

【関連コラム】
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恋人からのデートDV事例と対処法

●ライター/佐原チハル(自由形恋愛専門家)

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