超激務なSEの男性と恋愛する時の心構え

【相談者:20代女性】
2年間、片思いをしている男性がいます。彼は職業がSEで土日のお休みもないことが多く、気軽に誘えません。それでも出会って1年目のときは、私の誕生日をディズニーシーで祝ってくれたり、会うたびに片道2時間もかかる私の家まで送ってくれたりしました。

しかし、2年目に入ると仕事が激務になったようで、メールの返信すら来ないことも増えました。告白しても、「考えさせてくれ」と言われるだけです。私は彼とどう接すればいいのでしょうか?


恋愛啓発家・モテアナリストの尾谷幸憲である。久々の登場だな。

さて、今回の相談はすでに結論が出ているようなものだ。それ、明らかに彼の職業がSEだからダメなんじゃないか? いや、もちろんSEという仕事は否定しませんよ。彼の人格だって否定しません。でもね、筆者の知る限り、SEって本当にとんでもない生活をしてるんですよ。

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たとえば、筆者の友人の35歳のSE、D君の場合はこんな感じ。

『自分は某電気通信会社の下請けの会社に所属してます。仕事の場所は数か月単位で移動します。いま関わっている金融系のプロジェクトでは幕張や群馬に飛ばされて、主に火消しをやってます』

「火消し」とは一体何か? IT業界では、多くの人が関わり過ぎてプログラムがグチャグチャになってしまい、立ち行かなくなってしまったプロジェクトのことを「火が噴いた」「火が吹く」と言います。それを整えに行く役目というわけですね。

『現場では、まったく状況が見えてないクライアントの担当者に全体会議で吠えたり、キレたりして、少しでも状況を進展させる努力をします。ちなみに、今関わっている現場には自分の下が使えないヤツらばかりなので、こいつらに対してもずっとキレてます。キレるのも大変なんですよ。体力使いますからね。でも、こうでもしないと仕事が進まないし、納期を守れないので……』

もちろん、こういう現場に回される彼は相当なヤリ手と言えるわけだが、ヤリ手といえども睡眠時間が短いのは相当辛い。

『本当に火が吹いている現場だと、1週間くらい泊まり込みとか普通です。スタッフ同士の怒号、“空中戦”と呼ばれる100通にも渡るメールでのけなし合いなど、キリキリとした人間関係が続きます。プログラミング言語を操りながら、深夜デスクにつっぷしてそのまま寝てしまうことも。こんな状態で女子からメールが来たとしても返す気なんてなくなります』

こんな生活をしていると、メンタル的におかしくなってしまうのは当然。

『ええ、一昨日も自分の部下がメンタルを理由に辞めていきました。自分もあまりに辛い現場が長く続いたことがあって、その時、完全に病んじゃいました(苦笑)。一か月くらい会社を休んでましたね~』

このD君の話を聞いてもわかるように、一部のSEの男性は相当厳しい環境下で業務を行っている。ただSEも業態によって、これほど忙しくないケースもある。

おそらく相談者の彼は、D君のように火消し作業などを任される優秀なSEなのだと思われる。

また、告白しても「考えさせてくれ」と語るのは、今の自分ではしっかり恋愛をする時間がない、という彼の真面目さの現れであろう。

筆者がアドバイスできるとすれば、「彼のことを見守り、支えてあげてほしい」としか言えないのが辛いところである。もしくは彼が今の火消しの部署から、もっとゆるい部署に移ることを祈るばかりだ。

ちなみに、先に登場したSEのD君は妻帯者である。こんなクソ忙しい仕事をしていて、よくぞ結婚なんか出来たものだ。どうやってやったの?

『今の嫁とは徹夜明けのこん睡状態で行った合コンで知り合いました。で、ナマでやったら……出来ちゃったんですよ(笑)。でも正直、これしか自分が結婚できるチャンスはなかったと思います。自分の先輩もほぼ同じような状況です。SEは自分のプライベートを考えているヒマなんかないですから、結婚するならこの一点突破しかないと思います』

やっぱりこの方法しかないのか!?

●ライター/尾谷幸憲(恋愛啓発専門家)

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