「好き」と言ってくれない彼女に不満がつのるワケ

【相談者:20代男性】
私は彼女を大変愛しています。彼女に会う度、「可愛い」や「愛してる」だとか愛情表現を沢山しています。何度も何度も言いますが、毎回心を込めて言っています。それに対して彼女は照れながら、「可愛くない」とか、「ありがとう」と応えてくれます。しかし、私は自分に自信が持てないのです。元々ネガティブ思考で自分を好きになれない私は、彼女を好きになればなるほどに、「私なんかと一緒に居て良いのかな? 幸せなのかな?」と思う事が増えてきました。一度、「俺なんかと一緒にいて幸せか?」と聞いたことがあるのですが、その時、「幸せを感じているように見えていないのがショック」と泣かれてしまいました。

彼女はシャイだけど、抱き合うとギュっと腕を絡めてくれるし、手を繋いできたり、「可愛い」と言ってキスして来たりします。私がボソっと、「チョコチップメロンパン食べたいなー」とメールの文と文の間に入れた何の気なしのひと言に対して、何軒もお店をハシゴしてチョコチップメロンパンを見つけてくれたりしました。これだけで十分幸せでした。もう何もいらないくらい幸せで、彼女とずっと一緒に居ようって思いました。

私はここまで彼女の愛を感じているのに、恥ずかしくて言葉が少ない彼女に対して、「本当に好きなのか不安になる」と言い放ってしまいました。それも泣きながら……。これに対して、彼女は大変ショックを受けたらしく(彼女自身も言葉が少ないことを大変気にしていた様子)、また泣かせてしまいました。私は深く反省して、愛は言葉にしなくとも感じられるものだと、彼女の涙で今更気付きました。それが昨日の事です。

今日出勤した時に彼女に会いましたが(彼女は日勤で私が夜勤の為夕方少し会っただけですが)、ひと言も口を聞いてくれず、帰り際に無言で帰ろうとしたので引き止めました。昨日の事を謝り、「愛してる。言葉にしなくとも愛は感じられる。俺が間違ってたゴメン」とこのようなニュアンスの言葉を伝えました。彼女は泣きながら「帰る」と私の手を振り払い、そのまま無言で座り込んでしまいました。反省の言葉と、「俺のせいでこんなに悲しませてしまってゴメン。でももう俺は悩まない。一緒に居てくれるだけで幸せだ。愛してる」と伝えました。

何度も何度も拒否されましたが、ほぼ無理やりに泣いている彼女にキスをして、抱き合いました。彼女は腕に力を入れて、強く抱きしめてくれました。それでも顔は晴れておらず、「ありがとう」と言った後、「でも少し考えてみる」と言われました。そして、そのまま帰って行きました。恋をすることがこんなに難しいとは思いませんでした。お互い、「こんなに人を愛したことはない」と話をした事があります。

彼女を失ってしまえば、私は生きていく自信がありません。彼女の言った、「考えてみる」とは一体どういう意味なのでしょうか? それから、もっと相手に対してかけてあげるべき言葉があったのではないでしょうか? どうしたら彼女は以前の様に微笑んでくれますか?


はじめまして、恋愛コラムニストの内埜さくらです。

ご相談者さんは彼女から「好き」や「愛してる」という言葉をもらえない不満を泣きながら伝えたことで、彼女との関係がギクシャクしてしまったとのこと。どれほど仲が良くても恋人は他人同士ですから、気持ちがすれ違うことはありますが、まずは今の状況になった原因に焦点を当ててみましょう。

その焦点とは相談者さんがお書きになられている、「もともとネガティブ思考で自分を好きになれない」ことにあると思います。自分のことを好きになれないから、彼女に「好き」と言葉にしてもらうことで自分を肯定してもらい、存在価値を見出したかったのではないでしょうか。

今後のお二人のことを考えてお伝えすると、相談者さんのこの言動自体が間違っています。私は年間200件以上の恋愛相談を受けておりますが、実は相談者さんのような間違った言動を起こしていて、それに気づいていない人はとても多いのです。

その間違った言動とは、“自分の問題=自分事”を、“二人の問題=二人事”に置き換えてしまう、というもの。

相談者さんは彼女と交際する前から、ご自分のことが好きではなかったのではないでしょうか。それなのに、彼女が「好き」と言葉にしてくれないことを問題にするのは、自分事を二人事にしてしまっている、ということです。ネガティブ思考で自分を好きになれない部分は、自分が乗り越えるべき壁です。彼女にその責任の一端を担ってもらおうとしてはいけないのです。

140422utino

もう少し分かりやすい例で説明しますね。

相手の浮気が原因で別れた女性がいるとします。その彼女は新たな恋人ができても、「また浮気されるのでは」と不安になり、新たな恋人を束縛してしまう、というのが自分事を二人事にしてしまう典型例です。浮気をされたけれど新たな恋人をまた信じる、というステップは、彼女自身が乗り越えなければならない壁ですし、相談者さんがもしこの男性側の立場になったら、「自分は前の男とは違う」と否定したくなると思います。相談者さんは、これと同じことを彼女にしてしまっているのです。

相手に何度も「好き」と言葉にしてもらうことによって、自分自身を好きになる人は確かにいます。ですが、彼女は今の状態でも十分に相談者さんへ愛情を示していると思います。

愛情は言葉だけで図れるものではないですが、もし相談者さんがどうしても言葉でも表現し合いたいというのであれば、1年ぐらい根気強くご自分から言い続けてみてはいかがでしょうか。元から言葉にすることが苦手なタイプは、時間をかけないとなかなか自分からは言いづらいものなのです。お二人はつき合ってまだ3か月。まだまだこれからですよ。

お二人は交際期間が短い割に、気持ちを深くまでオープンにし合える関係のようですから、相談者さんは素直に、「自分のことが好きではないから言葉にしてもらって安心したかった」と伝えてみてはいかがでしょうか。彼女は真意をくみ取ってくれると思います。

そして、彼女が言った「考えてみる」という言葉ですが、おそらく頭の中が混乱していて、冷静になるためだけに言っただけで、深くは考えていないような気がします。とにかく早急に会って、ご自身の素直な気持ちを伝えてみてください。会って冷静に話をすれば、案外スムーズに問題は解決すると思いますよ。

もしまた何かありましたら、いつでも連絡をください。いつまでもお幸せに。

●ライター/内埜さくら(恋愛力アップ専門家)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (10)
  • うーん (4)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする