映画『きみがぼくを見つけた日』に学ぶ、恋人と一緒に過ごせるありがたみを実感するヒント

【相談者:20代女性】
恋人がいるのですが、倦怠期というのか一緒にいても楽しくありません。好きな気持ちはあるのですが、どうすれば一緒にいて楽しくなるでしょうか


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、恋人と一緒にいても楽しくない……なるほど~。いかんよそれは、せっかくの楽しい人生、勿体無い……。「好きだから一緒にいる」。本当は非常に単純なことなのですが、どーでもいい理由で大切な事が見えなくなることも多々ありますね。

そんなあなたに、とっておきの1本をご紹介します。是非これを観て、一緒にいることがいかに大切で貴重なことかを再度改めて感じてもらえたらいいなぁ。そう思えなきゃ、別れてしまえ~! うそうそ(笑)。


『きみがぼくを見つけた日』発売元/ワーナーエンターテイメントジャパン株式会社ワーナー・ホームビデオ

発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日:2010/11/03 希望小売価格:\1,429+税 発売中/レンタル中

発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2010/11/03 希望小売価格:\1,429+税
発売中/レンタル中

ストーリー

別の時空へ消えてしまうぼくを、見つけてくれたのは、きみだった―――。ヘンリーは、時空をさまよう男。いつ、どの時代のどこへ飛ぶのかは、自分で選べない。それは、誰にも信じてもらえない、秘密を抱えた孤独な人生。

ある日、旅した過去で、野原に隠れていた彼をひとりの少女が見つける。彼女の名前はクレア。一点の曇りもないキレイな心を持つ少女。クレアが、「未来から来た」というヘンリーの言葉を信じた瞬間から、ふたりの特別な愛の物語が始まった―――。


これね、大ベストセラーになった小説の映画化ね。映画化にあたって、“ブルース・ジョエル・ルービン”、あの『ゴースト/ニューヨークの幻』の脚本家が書いていますのでとても優しく仕上がってます。

そしてなぜか、製作総指揮に“ブラッド・ピット”……なんで?(笑) 主人公のヘンリー役に“エリック・バナ”、相手のクレア役に“レイチェル・マクアダムス”。レイチェルといえば、以前ご紹介した『きみに読む物語』で愛に生きる素敵な女性を演じた女優さんですね。今回もなかなか露骨な愛情表現をしています。表現力がとても豊かなんですね、この人。

そして物語は、上にも書いた通り少し変わってるでしょ。主人公のヘンリーはね、タイムトラベラーなんですね。机の引き出しあけたら過去未来行けるような猫型じゃなくて、もっとやっかい。自分で選べないんです。いつどこにどのタイミングでタイムトラベルをするかをね。大事な約束があっても、突然タイムトラベルしちゃうわけです。

迷惑な話だよ(笑)。相手のクレアからしてもだいぶ迷惑だよね~。一緒に飯作ってて、これテーブルに運んで! って渡して見に行ったらいない……困るでしょ。あのおかずどこいったの? って話だよ。そんな妙なタイムトラベルがキーワードとして織り交ざった、実はとても素敵なラブストーリーなんですね。

では、側にいたいけどいられない、側にいられることがどれほど素晴らしいか、そんな気持ちがわかる名言をチョイスしました。ご覧くださいな。

時空を超えた純愛、名言その1 ~ヘンリー/クレア~

ヘンリー:引力みたいに、大切なできごとに引き寄せられるんだ。
クレア:それが、私ね。

時空を超えた純、名言その2 ~クレア~

クレア:ずっと彼を待ち続けたの、そして出会えた。これはね運命なの、いまさら気持ちを止められない。

時空を超えた純愛、名言その3 ~ヘンリー~

ヘンリー:失いたくないものはもたないように生きてきた、でも君に出会ってしまった。別に綺麗とかカワイイなんて理由じゃなくて、君といると孤独じゃないと感じられる。

時空を超えた純愛、名言その4 ~クレア~

クレア:たとえつかの間でも、あなたが会いに来てくれるのを待ってる……。


いかがでしたでしょうか、この映画ね、一見SFに見えるでしょ、タイムトラベルという不思議なキーワードが入ってるし。それをね、ただの「障害」としてみるとなかなか露骨で単純明快なラブストーリーなんですね。

「障害」を乗り越えようと「互いを求め合う想い」、「愛し合う想い」。まさに、2人の“純粋な愛”がどこまでもテーマになっています。じゃなきゃ、そもそもうまくいかないでしょ。

また、ヘンリーが本当切ない! だってさ、事故で亡くなった母親に電車であったり、自分の死に際を目撃したり、自分のいない未来で頑張って生きる奥さんを目撃したり、家族が亡くなる日も、自分がいつ死ぬかも知ってる……それを全てを受け入れ、前向きに生きる姿、これは学ぶべきことが多いでしょ。本当考えちゃったよ。なんとも切ないドラマでもあるわけです。

運命を受け入れながらも愛を貫き通す……まさに純愛ですよ、純愛。とても大事なこと。その辺を感じて、今好きな人と一緒にいることが本当はどれほど素敵なことなのか、しっかり考えて欲しいですね。

最後に、この映画の脚本家であるブルース・ジョエル・ルービンは云います。

『私にとって映画は、純粋に心で味わうもの。時々人は心で感じるよりも頭で考えてしまうが、そこに真の感動はない。思考にエネルギーを使ってしまうと、物語の世界に浸れなくなってしまう。この映画はね、それを避けたい』

是非、頭で感じるのではなく、心で素直に観てくださいな。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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