ヒンズー教徒のバリ人と結婚すると、宗教行事で年中多忙になるワケ

【相談者:30代女性】
バリ人男性と結婚を考えています。今のところ、私は日本に住んでいて、彼はバリ島に住んでいます。結婚したら私がバリ島へ住もうと思っています。バリ人との結婚は宗教上大変と聞きますが、結婚したらどんな生活になるのか想像もつきません

結婚するにあたり、私も彼と同じヒンズー教に改宗するのですが、日常生活は今と変わりますか? やっぱり、ヒンズー教になると大変ですか?

qa_a 現地女性も嘆く大変さ!

はじめまして。以前バリ島に住んでいた国際恋愛専門家のCocoです。

バリ・ヒンズー教徒の生活を間近で見ていましたが、一言でいうと大変です。私の友人でバリ人の女性がいますが、バリ島で生まれ育ってきた彼女ですら、バリ・ヒンズー教徒は大変! と言います。同じ事をぼやいているバリ人女性はたくさん見てきました。

そして、これはまた別のイスラム教徒で同じインドネシア人ですが、彼女は、宗教行事が大変だからという理由だけで、交際相手の条件としてヒンズー教徒でないことを挙げています。

現地の人たちですら、大変! と愚痴をこぼすほどの宗教行事。外国人にとっては、もっともっと大変と感じるかもしれません。

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自分よりも、何よりも神様が一番の生活とは

一生懸命働いて稼いだお金を何もかも我慢して、神様に捧げることを考えたことはありますか? 日本人のお賽銭感覚なら、財布に一万円があって、そのうちの100円を捧げるといった感じですが、バリ・ヒンズーは桁違い。

多神教のバリ・ヒンズーは、その名の通り、たくさんの神様がいて、一年を通して何度もお祭りがあります。鉄製品の神様に捧げるお祭りがあったり、学問の神様に捧げるお祭りがあったりと、もうありとあらゆる神が存在し、ありとあらゆる祭りが何度も何度も行われます。祭りの大小によって出費額は違いますが、数万円から数百万円まで、年間で考えると、それはそれは多額の出費となります。

その度に、アヒルを何匹用意しなくてはならないとか、ブタを用意しなければならないとか、布を用意しなくては、などと出費も多く、祭りの為に土地を手放したり、車を手放したり、中には学費が払えず学校へも行っていないのに、祭りにはお金を出すといったケースもあります。

日本人には考えられない感覚ですが、学校よりも宗教、何よりも神様が一番。神様の為なら食べることすら我慢するのです。

また、日本人というだけでお金を持っていると思われ、彼の親戚中から祭りのカンパをせがまれる事も多々あります。これにはうんざりしている日本人妻の声もよく聞くので、あらかじめ、宗教行事の出費の負担については、彼と前もって決まりを作っておいたほうが良いかもしれません。

あの多彩で綺麗なお供え物の裏側

バリ・ヒンズーは色とりどりのお花やフルーツを添えた芸術的レベルのお供え物が有名でもあります。バリ島の旅行ガイドブックを開けば、バリ・ヒンズーのお供え物の綺麗な写真が必ず載っています。

さて、そのお供え物ですが、これらを作るのは全て女性の仕事とされています。祭り前になると、まだ夜明け前から深夜遅くまで、ナイフ片手にココナッツの葉を綺麗にカットしたり折り込んだりしてお供え物を作る女性の姿が目立ちます。このお供え物作りは、外国人妻にとっての難関でもあります。

現地女性ですら、最近の若い女性は特に、この仕事を嫌がる傾向にあり、改宗の手段として他宗教の男性との結婚を考える人もいるほどです。

この他にも、一日に三度のお供えや、また町内会の繋がりがとても強いバリ島ですので、町内会の婦人会の付き合いなどもあります。

結婚して日本から移住するとなると、はじめは頼れるのは彼だけだと思います。彼がどれだけ力になってくれるかが、バリ島での結婚生活の今後を左右しかねないと思います。まずは、彼にも、宗教の事が分からない外国人を妻として受け入れる覚悟があるのか、しっかり確認しておきましょう!

●ライター/Coco(国際恋愛専門家)

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