行政書士が教える! 国際結婚に必要な手続き2つ

【相談者:30代女性】
妹が外国人と結婚することになりました。相手の方とは歳も離れており、私たちは言葉もあまりわからないため、家族も心配しています。国際結婚の手続きも複雑と聞いていますが、どんなことに気を付ければよいでしょうか

a 外国人との結婚手続き、まずは2ステップ。

ご質問ありがとうございます。マリッジノート専門家の湯原玲奈です。

妹さんのご結婚、おめでとうございます。

今回は、私が行政書士として数多くの国際結婚を手がけてきた経験から、手続きや気を付けることなどをお伝えいたしますね。

外国人との結婚が日本人同士の結婚と異なる点は、大きく分けると2つ挙げられます。

(1)結婚の届け出先が2箇所ある

1の「届出」については、お互いの国で届け出または報告を行う必要があるため、例えば日本で婚姻届を提出した場合には、その結婚の報告を、外国人配偶者の国に対し行う必要があります。

また、重婚を防ぐために独身であることを証明する必要があり、日本人は戸籍を見れば結婚の履歴が分かりますが、外国人の場合は、その方の出生証明書や独身証明書が必要になります。相手方の国で結婚する場合には、改宗が必要な場合もあります。

実は国際結婚では、婚姻届を出しただけでは、二人は一緒に同じ国で暮らすことができません。

(2)二人が居住する国での在留の手続きが必要である

次のステップとして、2の「どちらかの国に住む」ための手続きが必要です。

例えば、外国人配偶者が海外に住んでいる場合に、日本で一緒に暮らしたいのであれば、海外から呼び寄せるための手続きを入国管理局あてに行います。これを行わないと、「法律上は婚姻が成立しているのに夫婦が一緒に住めない」という遠距離婚の状態になってしまいます。

この手続きでは、「二人が本当に愛し合って結婚したのかどうか」を証明するために、いつどこで出会ったのか、お互いのコミュニケーションは何語で行っているのかなど、二人の関係について詳細に記載した文書を提出します。

特に相談者様の妹さんのケースのように、年齢があまりにも離れている場合などは、偽装婚を疑われる可能性もゼロではないため、あらぬ嫌疑をかけられないよう、初デートの時の写真を添付したりすることも必要です。

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二人の「違い」を大いに楽しみましょう

手続きが複雑であること、住む国やコミュニケーションの方法など、日本人同士では気にすることが少ない事柄を、一つひとつクリアしていかなくてはならないのが国際結婚です。

また、言語や文化の違いから、日本人同士が結婚する以上に、家族は心配することも多いと思います。文化の基盤が全く異なる二人が結婚するのですから、お互いの家族との付き合い方なども、しっかり話し合っておく必要がありますね。

異国という、文化も考え方も全く異なった環境で育った二人が一緒になるというのは、なかなか難しいことだとは思いますが、そもそも日本人同士の結婚でも、お互いを理解することが難しいことは沢山あるものです。

どんな人間も、元々違って当たり前。

ぜひ、お互いの違いを思いっきり楽しんで、幸せな結婚生活を送って欲しいと思います。

●ライター/湯原玲奈(マリッジノート専門家)

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