同性愛に対する社会的な偏見の現状と変化

【相談者:20代女性】
最近、ネットニュースを中心にLGBTの記事をよく見かけるようになって、個人的にも嬉しいです。そこで質問なのですが、いまの社会で同性愛のイメージってどうなんでしょうか。数年前に比べて、だいぶ変わったような気がするのですが

具体的な調査データがあったら、ぜひ教えてください。

qa_a「同性愛を支持する20代は8割以上」という調査データが出ているようですよ。

ライターの雪見かおるです。ご質問ありがとうございます。

相談者さんのおっしゃる通り、LGBTを取り上げるメディアやネット記事をよく目にするようになりましたよね。数年前は、たとえば、ゲイ=オネエのイメージだったり、性同一性障害=病気の印象が拭えなかったりと、これらの話題に怪訝してしまう、といった人も多かったかもしれません。

ですが、最近では20代を中心に変化が表れてきているようで、LGBTに対するマイナスなイメージも払拭されつつあるようです。そこで今回は、中でも、「社会のなかの同性愛のイメージ」について、興味深い調査データが発表されているのでご紹介しましょう。

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世代間の意識が激しい? 肯定的な20代と難色を示す50代

米国会社“ピューリサーチ”は、世界39か国の約3万8000人を対象に、「同性愛を社会は受け入れるべきかどうか」の調査をしました。すると、国内で「同性愛を支持する」と回答した割合は、全体で54%。

これを世代別に見てみると、18〜29歳は83%。30〜49歳は71%、50歳以上では39%という結果が出たというのです。主に20代を中心に数値が伸びている一方で、50代以上になると、その数値は半分以上下がっているのが目立ちますね。

ですが、若い世代を中心に数値が高いのは、率直に嬉しい結果といえそう。実際、同調査でも2007年時では49%だった全体結果ですが、2013年では54%とその数値も着実に伸びています。

日本で「同性婚を認めるべき」と回答した人は約8割以上!?

ほかにも、“ウォール・ストリート・ジャーナル”日本版が1週間に渡って、「日本で同性婚は認められるべき?」かどうかの読者投票を実施。

すると、総投票数2886票が集まり、「同性婚を認めるべき」と回答した人は全体の88%。反対に、「認めるべきではない」と回答した人は9%という結果が出たのだとか。

寄せられたコメントには、結婚の形にこだわる必要はないという意見や、現状を問題視することを疑問視する意見もあったよう。また、「マイノリティにとって快適な社会は、マジョリティにとっても快適な社会であるのでは?」という感慨深い意見もありました。

同性同士の結婚についてはさまざまな意見があると思いますが、時代の推移によって、同性愛に対する社会のイメージにも変化が表れているのかも。

同性愛に偏見があるのなら、若年層を中心にそのイメージが変わっていくといいですね。

【参考リンク】
同性婚についての読者投票を終えて | WSJ

●ライター/雪見かおる(セクシャリティ専門家)

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