好きの気持ちがわからない……自分の感情を確かめる方法♡

【相談者:10代女性】
質問です。最近学校の休み時間などでみんなと話していると、「好きな人いる?」と聞かれます。私は「いないよ」と答えるのですが、絶対、「いるんだな〜」と言われます。

私は恋愛経験がなく、自分のそういう思いに疎いので、「好き」という気持ちがどういうものか分かりません。教えてください。

a 自分の行動を意識すると、恋が見えてくることも。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

さて……恋愛ってどんなものなんでしょう? と改めて聞かれると、「ドキドキすること」「切なくなること」と、なんとも抽象的な表現がまず思い浮かびます。

恋愛は生物としての人間の本能から、『フェロモン』『脳内ホルモン』という視点と、人間の心理から、『恋愛心理学』という視点、この2つの視点から見ることができると思うのですが、今回はご相談者様が10代ということなので、心理学から、「恋愛って?」をひも解いていこうと思います。

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恋愛と友情「好き」の違い

恋愛経験がなくても、仲のいい「好き」な友達はいると思います。でも恋愛の、「好き」とは何か違いますよね?

友達に対する「好き」は、もっと仲良くなりたい、一緒に楽しく過ごしたいという感情や、何かあったら助けてあげたい、という気持ちになると思います。その気持ちに、「2人きり」になりたいという欲求がプラスされるのが、恋愛心理学でいう、「好き」に当たります。

もちろん、友達とでも悩み事の相談がしたいときなどは、「2人きり」になりたいと思うでしょうが、恋をすると特定の相手と、「2人きり」で自分が悩んでいるときや悲しいときだけでなく、楽しい時間も過ごしたいと思うようになります。

無意識の視線

例えば自分が、「赤い服が欲しい!」と思うと、街を歩いても電車に乗っても、赤い服を着た人やショップのショーウィンドウ、ネットの広告でも赤い服がよく目につき、「あの赤はなんか違うなー」「この赤がいいんだけど、デザインがなんか違うな」「そうそう! こんなのが欲しい!」と思うことがあると思います。

産後ダイエットで私のところを訪れる方たちは、小さな赤ちゃんを連れた、スタイルのいいお母さんばかりが目につき、「私も痩せたいんです!」と言われます。

このように、人間の脳は自分が気になることがあると、それについてのアンテナがピン! と張り巡らされ、その情報を、視覚や聴覚といった五感でキャッチしようとします。

テレビのドラマやバラエティ番組の告白シーンで、「気が付いたら、あなたばかりを見ていました」というセリフを聞いたことがあると思います。

ちょっと自分の視線を意識してみるのも、恋に気付くにはいいでしょうね。そして、お相手の言葉や表情がずっと頭に残ったり、違う女の子と楽しそうに話すのをみると、嫌な気持ちになったりするようなら、きっとあなたの恋はもう始まっているでしょう。

お友達から、「好きな人いるんだな~」と言われるということは、あなたが特定の人の話をよくしたり、視線がその人ばかりを追いかけているのを、気づかれているのかもしれませんよ。

恥ずかしいかもしれませんが、その気持ちを受け入れてみてはいかがでしょうか。

●ライター/SAYURI(生活心理専門家)

編集部追記

「好きってどんな気持ちだっけ……?」今すぐ恋を始めたいあなたにおすすめ

「好きってどんな気持ちだっけ……」なんて思うことはありませんか? 恋を始めてその気持ちを思い出しましょう。 理想の相手に出会えば、きっと「好き」を思い出せますよ。

今回のコラムでは、恋愛と友情の“好き”の違いについて、「2人きりになりたいと思うか、または、無意識に視線で追ってしまうか」という視点でアドバイスをいただきました。

「好きがわからない」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

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“人として好き”と“恋愛感情として好き”の違い

一言で“好き”と言っても、そこに含まれる意味はさまざまです。では、同性異性問わず人として好きという気持ちと、恋愛感情としての好きという気持ちはどういう違いがあるのでしょうか。

アメリカの心理学者ジック・ルービンによると、「人間的に成熟しており、判断力に信頼を置いている」「会って話せば好意を持つ」「自分とよく似ている」というように、相手に尊敬や信頼の念を持って親近感を感じている場合には“人として好き”という気持ち。

また、「元気がないときには励ましてあげたい」「独り占めしたい」「寂しいときに最初に会いたいと考える」「欠点が気にならずどんなことをしても許すことができる」「相手を幸せにすることに責任がある」のように、相手に尽くし受け止めたいと感じ、独占欲や親密に関わりたいという気持ちがあるならば“恋愛感情としての好き”だそうです。

言われてみるとたしかにそんな気もしますが、言葉では説明できない気持ちを持ってしまう状態が、恋をしている気持ちと言えるかもしれませんね。

自分の気持ちが恋愛感情としての“好き”だといえるかの見極め方

自分が持っている人への好きという感情が、恋愛感情としてのものなのかみなさん一度は悩んだことがあると思います。では、具体的にどういったことでその気持ちを見極めることができるのでしょうか。

あてはまるものが多いほど、その気持ちは恋愛感情としての“好き”に近いと言えるでしょう。

(1)さまざまな感情を伝えたくなる

うれしいことも悲しいことも、どんな感情であっても伝えたという気持ちを持つ場合には、それは恋かもしれません。良いことばかりでなく悪いことも伝えたいというのは、相手に自分のことを全部知ってもらいたいという感情の表れです。

お互いに好きなことだけを話すのであればそれは友人関係ですが、好きな人に対してはそうでないことも話したくなるもの。何か感情が動かされるような場面に直面したとき、相手の顔が思い浮かぶのなら間違いないでしょう。

(2)涙もろくなる

これは女性によく見られる特徴ですが、恋をすると感受性が豊かになるため涙もろくなることがあります。今までは気にならなかったほんの些細なことで感動したり、悲しくなったりすることがあれば、それは恋をしているからかもしれません。

(3)連絡が遅いと気になる

恋をすると、相手の行動ひとつひとつが気になるようになってきます。特に、今までは気にならなかったメールやLINEも、少し返事が遅いだけで気になってしまうことも。

催促したくてもできないそわそわした気持ち。「返事まだかな……」という感情は、恋する人特有のものと言ってもいいでしょう。

(4)キレイになる

恋をすると女性はきれいになる、というのはよく言われますよね。実はこれには理由があって、恋をしてドキドキした気持ちを持つと、女性ホルモンの分泌が活発になり、肌や髪がつるつるになるのです。

また、キレイになった自分をもっと見てもらいたいと、お風呂の時間が長くなるなんてことも。周りから「最近綺麗になったね!」というようなことを言われることが増えたとしたら、それはきっと恋をしているからです。

(5)普段の生活で相手のことを考えてしまう

何をしていても、考えるのはその人のことばかり。食事がのどを通らなくなったり、よく眠れなくなったり、というように、日常生活に影響がでるようなことがあればそれも恋の証拠。

朝起きてから夜寝るまで、相手のことが頭から離れなくなります。考えないようにすればするほど、余計にその人のことばかり考えてしまいます。

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(6)触れたいと思う

ただの友人であれば、どれだけ好きだという気持ちを持っていたとしても、“触れたい”という気持ちを持つことはありませんよね。手をつなぎたいと思ったり、髪に触れてみたいと思ったり、相手のことを触りたいという感情は恋愛感情特有のものです。

(7)優しくなる

恋をしていると、普段ならイライラしてしまうようなことも気にならなくなってきます。穏やかで寛大な気持ちになり、好きな人だけでなく周りの人みんなに優しく接することができるでしょう。

たったひとりの人を好きになったことで、「あの人、前はものすごく怒りっぽかったのにね」なんて言われるようになるのは珍しいことではありません。人を好きになるというのは、ものすごいパワーを秘めているのです。

(8)別れたあとに心地よい余韻を感じる

友達と遊んで別れたあとに、しばらくその相手のことをじんわり考えてしまう……なんてことはあまりありませんよね。「じゃーね!」といってすっきりとその場を後にするはずです。

これが好きな人だった場合には、離れた後にもどこか心地よい余韻が胸に残り、相手の存在を長く感じます。「あんなこと話したなー」などと行動を振り返り、心がじんわりと暖かな気持ちになるのです。

(9)独占欲、嫉妬心を持つ

人として好きという気持ちであれば、好きな人を含めた複数での交友関係はむしろ喜ばしいもの。友達が楽しそうにしている姿を見るのもうれしく感じられるはずです。

しかし、これが恋愛感情を持った相手であれば、その人を自分のものだけにしたいという感情が生まれてきます。他の人と話しているのを見て、特にそれが自分と同性の人であれば強烈な嫉妬心を抱くでしょう。

恋愛において問題となることの多くは、この嫉妬心・独占欲からきているといってもいいかもしれませんね。

好きかどうかわからない状態で付き合うのはアリ?

好きではないけど、嫌いでもない。そんな人から告白されたら、あなたはどうしますか。とりあえず付き合ってみるという人から、絶対に無理という人までさまざまだと思います。

ここでは、アリ派とナシ派の人の意見から見えてきた恋愛事情を見てみたいと思います。

ありという人の意見

そもそも、2人の男女がお互いを完璧に好きという状態で付き合えることの方が珍しいことで、少なからず気持ちがわからないまま付き合っている部分が誰にでもあるのではないでしょうか。

好きで付き合おうとそうでなかろうと別れるときは別れてしまうので、最初にどういう気持ちでスタートするかはあまり重要ではないと考える人も。「ダメと思えば別れて次に行けばいい」という声はすがすがしさも感じます。

また、「付き合ってみなければわからないことがある」「恋愛に慎重になり過ぎると良い出会いも逃してしまう」「最初は好きではなかったが、付き合っていくうちに徐々に好きな気持ちが芽生えてきた」というように、恋愛に積極的な人だけでなく、どちらかというと後ろ向きな姿勢で始めたという人でも、幸せをつかめたことで肯定的に考えるようになった人が多いようです。

決して手放しで褒められるスタートではないのかもしれませんが、予期せぬ幸せを感じられている人がいることも事実のようですね。

なしという人の意見

好きではない人と付き合う、あるいは自分の気持ちが固まっていない状態で付き合うことに否定的な人も少なくありません。

一度付き合ってしまえば、周りからは恋人同士として見られてしまうわけですから、好きでない人と付き合うことはそれなりの覚悟が必要です。

好きになれなかったら別れればいいとはいっても、それまで関係を継続していれば何かしらの情が生まれていてもおかしくありませんし、やはり別れることには負担がかかります。

また、完璧な相手というのは難しいため、多少の妥協は必要だとしても、少しの愛情は必要という意見もありました。

いくら好きという気持ちが後から芽生えることがあるとしても、最初がゼロではなかなかうまくいくことは考えにくいですよね。

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恋人のことを好きなのかわからなくなってしまったときの対処法

付き合っているけど、相手のことを本当に好きかわからなくなってしまうこともあります。だからといって、そう簡単に別れることもできず、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そんなときの対処法を紹介したいと思います。

自分の感情を見つめる

好きだという気持ちがあるのか分からなくなってしまっても、そう簡単に別れることはできません。相手を傷つけてしまうかもしれないという申し訳なさや罪悪感は少なからずあるでしょう。

しかし、それは“好き”という気持ちとは違うものです。もしかしたら自分に嘘をついて、相手に悪いからという気持ちだけで関係を続けているかもしれません。

まずは自分がどうしたいのか、一度冷静になって自分の気持ちを見つめ直すことが必要です。

相手がいなくなったときのことを想像する

一度、相手が自分のそばから離れてしまうことを想像してみてください。どんな感情が生まれてきましたか? 後悔してしまいそうな気持ちになりましたか? それとも、重荷だったものがなくなってスキッリしたような気持ちになりましたか?

一度別れを決意してしまえば、もしそれが間違っていたと気付いたとしても再び元に戻すことは困難です。後悔しないよう、一度シュミレーションしてみるとこをおすすめします。

逆に、相手から別れてほしいと言われたときのことを想像してみるのもいかもしれません。

ほっとした気持ちになるのか、執着する感情が生まれるのか。恋人が他の人と歩く姿を想像して嫌な気持ちが勝れば、まだ別れは踏みとどまった方がいいでしょう。

会うのをやめてみる

これは、別れたときのことを想像してみることと似ているかもしれませんね。実際に連絡や会うことを控えて、距離を置いた場合に自分がどう感じるのかを知ることができます。

また、これを伝えたときに相手がすがるような態度を見せれば、自分のことを好きと思ってくれていることが分かって、相手への気持ちがまた高まるということもあるかもしれません。

会わない期間、相手の顔が浮かばないようであれば、もう好きではなくなっているのではないでしょうか。他の人へ視野が向くことで、恋人のことをよく見られるようになるというメリットもあります。

好きなところ、嫌いなところを書き出してみる

頭で考えるだけだと、つい感情的になってしまいがちですが、紙に書き出してみると冷静になることができます。

相手の好きだと思うところと嫌いだと思うところをひとつずつ書き出してみて、嫌いなところが多く出てくるようであれば、徐々に嫌いな気持ちが生まれているのかもしれません。

これが単なる倦怠期ということであれば、あまり嫌いなところは出てこないはずです。くれぐれも、一時の感情で別れを決意するようなことはヤメましょう。

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恋人に「好きかわからない」と言われたときの対処法

うまくいっていると思っていたのに、突然恋人からこんなことを言われてしまったら戸惑ってしまいますよね。そんなときは、どう対処すればいいのでしょうか。

話し合ってみる

相手の「好きかわからない」という言葉がどういう気持ちからきているのか、まずはじっくりと聞くことが大切です。もしかしたら、付き合いに“慣れ”が出てきて、ただ単にコミュニケーション不足ということもありえます。

素直に気持ちをぶつけ合うこともたまには大切。お互いの感情を出すことができないようであれば、そもそも付き合いは長続きしない関係だったということでしょう。

いつもと違うことをしてみる

「嫌いになった」というわけではなく、「好きかどうかわからない」というのは、関係がマンネリ化してきたことから起こることも多いです。

決まったデートコースにしか行ってなかったり、いつも同じような会話しかしていなかったりすれば、どうしても飽きがきて、それが「好きかわからない」という感情を生んでしまうのです。

行ったことのない場所へ出かけるのはもちろん、初めてデートした場所や初めて2人が出会った場所などに行くのもオススメ。付き合いたてのころのピュアな気持ちを思い出せるかもしれませんよ。

2人の相手に対してどちらが好きなのかわからないときの対処法

2人の人を同時に好きになってしまった! なにか悪いことをしているかのような気にもなってしまいますが、決しておかしなことではありません。

こういった場合にも、うまく対処することで幸せな恋へとつなげることができます。

時間をかけて考える

2人の相手に挟まれて答えを急かされているという状況でもない限り、焦って答えを出す必要はありません。どちらの人とも交流を続け、自然とうまくいくことを待つのもアリ。

今は同じように気になっている存在かもしれませんが、いろいろな面を見ることで徐々に優劣が付き、おのずと1人に絞られるはずです。焦って決めて、「やっぱりこの人じゃなかった」となってしまうのは、最も避けたいところです。

周りに相談はしない

他の人からの評価というのは一見有益なようにも感じられますが、あまりおすすめできません。恋をしている状況では、自分の聞きたいことしか耳に入らないということがままあります。

公正な立場で評価してくれる友人が身近にいたとしても、それを受け取る側が正常ではないことが多いのです。悩ましい状況ではありますが、結論は自分で決めるようにしましょう。

目的をはっきりさせる

あなたが恋人がほしいと思っているのはなぜですか? 彼氏が欲しいから? 結婚したいから?

人は、同じように好きだと思っていたとしても、細かな部分を見て評価しているもの。結婚を目的としているのであれば、感情で好きな相手よりも条件を見て選ぶことが幸せに近づく方法かもしれません。

自分がその恋愛で望んでいることは何なのか。それを冷静に見つめることで、案外あっさりと決まってしまうかもしれませんよ。

まとめ

「好きという感情の違い」や「恋人を好きかわからなくなったときの対処法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

こうやって見てみると、好きという気持ちが一体なんなのか見極めるのは、意外と難しいのではないでしょうか。好きだとしても、いろいろな環境を言い訳にしてその気持ちに蓋をするということもありますよね。

周りに振り回されることなく、幸せな選択をしてほしいものです。

(文/恋愛jp編集部)

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