合コンなどの飲み会代を経費精算するのはアリ?

【相談者:20代女性】
先日、とある商社マンと合コンしました。とても雰囲気のいいお店で楽しい会でしたが、お会計の際、領収書を切っていました。お仕事関係で知り合ったので、完全なプライベートとは言いませんでしたが、経費で切っていいものなのでしょうか

ごちそうになってしまったのでなんだか複雑です。会社にバレたらどうなるのでしょうか?


ご相談ありがとうございます。初めまして。アディーレ法律事務所、弁護士の岩沙好幸です。

プライベートの飲み会で領収書を切っている社長さんはよくいらっしゃいますが、サラリーマンでも領収書を切る方がいるみたいで驚きです。

一般的に、高給取りのイメージが強い商社マンは女性からの人気が高く、おそらく飲み会の回数も多いです。しかも、彼らは気前がいいので、合コンでは女性にお金を払わせません。

しかし、合コンの回数が多い上に、毎回おごるとなると、いくら高給取りの商社マンでもお財布の中がさみしいことになってしまいます。合コン費用を、交際費として会社に請求したくなる彼らの切実な気持ちもわからなくもないです。

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では、合コン費用を会社に請求することは許されるのでしょうか。

会社に請求してよい交際費とは、簡単には、「会社の事業をスムーズに運ぶために必要な見返りを求めて得意先や仕入先のご機嫌を取るための費用」です。

どこまでの交際費を会社が認めているかは、会社ごとに基準が異なると思いますが、基本的に、経費として会社に請求してよいかの判断は、「会社の事業をスムーズに運ぶために必要か」、否か、にかかってくるでしょう。

ご相談者さんのケースは、「お仕事関係で知り合ったので完全なプライベートとは言えない」とのことですが、その合コンは会社の事業をスムーズに運ぶために必要でしょうか。答えは多分「NO」ですよね。なので、その商社マンは、交際費として請求してはいけない費用を会社に請求していることになります。

仮に、このことが会社にバレたらどうなるのでしょうか。

会社は就業規則において、「懲戒事由」いわゆる従業員がやってはいけないことを列挙していますが、合コン費用を会社に請求することは懲戒事由にあたるでしょう。そして、懲戒事由にあたると始末書を書かされたり、減給されたり、はたまた金額や回数が多ければ懲戒解雇されてしまいます。また、会社を騙してお金をもらうことになるので、詐欺罪にあたり刑事罰を受ける可能性すらあります。恐ろしいですね……。

ご相談者さんは、「とても雰囲気のいいお店に連れて行ってもらい楽しく飲めた」と良いことばかりだと思いますが、男性陣は懲戒解雇のリスクを負って命がけであなたにおごっています!

あなたのためにハイリスクを犯している彼ら。今後、ご飯代などおごってもらった場合は、そんな彼らに心から「ご馳走様」と言って下さいね。

●ライター/岩沙好幸(アディーレ法律事務所:東京弁護士会所属)

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