“お願い攻撃”で異性を落とす「認知不協和理論」の活用法

【相談者:20代女性】
仲の良い同僚がいるのですが、交際までなかなか発展しません。もっと距離を縮めたいと思うのですが、難しくて……。相手の意識をぐっとこちらに向けられるような、そんな方法はありませんか

a さりげない「お願い」で相手の意識に働きかけましょう。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

心理学を参考に、アドバイスを小説風に仕立ててみましたので、ご覧ください。

131014kuramoto

 カランカラン、それはこの店のドアベルの音。

 お客様のご来店を告げるその音がなったら、私はコーヒーを準備する。

 『心理学でお悩み相談カフェ・お代はコーヒー一杯で』

 ここはちょっと風変わりな喫茶店。オーナーの私が、一杯のコーヒーと一緒に、相談を受けるお店なのだ。

 今日のお客様はどんな相談だろう。20代くらいの、女性――。

 「コーヒーをお持ちしますので、お席でお待ちください」

 そう声をかけ、お盆を用意する。

 「お待たせしました」

 テーブル席に腰かけた女性のもとへコーヒーを運び、私も腰かける。

 「お悩みを、お聞かせください」

 あの、実は、と女性は切りだす。

 「同僚と、恋愛関係に発展したいのですが、なかなか相手にそういう風に意識してもらえなくて。……どうしたら、相手の意識を変えられるんでしょうね」

 「その方とは、個人的にお話することはありますか?」

 「仕事以外の話をすることは、あります」

 そうですか、と答え、私は少し考える。

 「ちょっとしたお願いをしてみるのは、いかがですか?」

 「お願い?」

 女性は首をかしげる。

 「“認知不協和理論”というものがあります。簡単に言うと、自分のした行動は自分の気持ちに基づいているはずだ、というように気持ちのあとづけが行われるというものです」

 女性は頷く。

 「ちょっとしたお願いをすると、簡単なことでしたらやってくれることが多いですよね。それを繰り返しているうちに、お願いを聞いている自分は相手のことが好きなんだ、という結論を持ちやすくなるのです」

 「そうなんですか……。お願い、か」

「些細なことで大丈夫だと思います。ついでにできることだったり、男性ならではの力を貸してほしい、ということだったり」

 大変なお願いばかりすると、逆に嫌われてしまいますし、というと、女性は笑った。

 「そうですよね。一世一代のお願いなんてしていたら、引いてしまいますよね」

 そうですね、とふたりで笑ってから、

 「男性は、女性からのお願いに弱いという面を持っている人が多いですから、さりげないお願いで、甘えてしまうといいかもしれないですよ」

 私がそう言うと、女性はほっとしたようにコーヒーを飲んだ。


いかがでしたでしょうか。

相手の方の意識を恋愛に切り替えるのは、難しく感じてしまいますよね。でも、小さな「お願い」を繰り返すことで、少しずつ相手の方の心に変化が生まれるかもしれません。

どうぞ、参考になさってみてください。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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