世界の“同性愛事情”を揺るがす2大国際ニュース

【相談者:20代男性】
こんにちは。僕はノンケなんですが、友人にゲイがいるので、同性愛の事情について興味を持っています。特に最近では、世界の同性愛事情に大きな変化があるように思うのですが、詳しく取り上げてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。

aもうご存じでしたか? 最近話題になっている国際ニュースをふたつ取り上げてみました。

ライターの雪見かおるです。ご質問ありがとうございます。

ここ最近での世界の同性愛事情について知りたい、というご相談ですね。たしかに今年5月には、フランスで同性婚が合法化するなど、世界の同性愛事情にも大きな変化が現れています。

日本ではなかなかニッチなテーマであるため、公には取り上げられにくいですが……。ここ数か月の間でも、確実に歴史的変化になりそうなニュースが世界あちこちで起きており、国内でも大きな話題を呼んでいます。

すでに各マスコミ・メディアに取り上げられていますので、当事者の方はもちろん、ご存じの方も多いとは思いますが。事情を振り返る意味でも、この機会に改めて主要なトピックをふたつほど振り返ってみましょう。

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ローマ法王が同性愛に「理解を」との考えを示した

ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は今月19日、世界16か国で出版されたカトリックのイエズス会系の雑誌インタビューのなかで、同性愛者に対して「慈悲深くあるべきだ」と呼びかけ、カトリック教会は、“人々の生活の現状に理解を示さなければならない”との考えを示しました。

離婚経験者、人工妊娠中絶した女性に対してもこれを含むようですが、元々カトリックは、同性愛行為を厳しく罰していることで有名です。カトリック上の同性愛について、ここまで踏み込んだ解釈をローマ法王がしたのは実に異例なことで、一部カトリック信者からは、早くも論議が広まっているようですよ。

プーチン大統領が同性愛宣言禁止法は「人口対策」と主張

ロシアのプーチン大統領は19日、米国の批判を浴びている同性愛宣言禁止法について、「人口対策であり、人権問題には当たらない」という考えを示しました。

同法が成立したのは、今年6月の30日。たとえば、同性愛のプロパガンダ(宣伝)がマスメディアやインターネットを通じて広められた場合、最大20万ルーブル(約60万円)罰せられるのだとか。

今回の法案に対して、欧米からはソチ冬季五輪をボイコットすべきという主張も出ており、世界各国の著名人もソチ五輪への出演を辞退する、というニュースで持ちきりです。とうの昔から存在していた同性愛者が、ここ近年の少子化に悪影響を与えているとは偏見なだけに、今回の発言が物議を醸し出すのもムリはないのかもしれませんね……。


いかがでしたか?

比較してみるとなんとも対極なニュースですが、世界で見てみると、こんなにも大きな出来事が起きているですよね。どちらも難しい問題には変わりないですが、世界の同性愛事情が大きく変わりつつあるのは間違いなさそうです。

質問者さん、参考になったでしょうか?

【参考リンク】
ローマ法王、同性愛や離婚への理解求める | AFPBB News

●ライター/雪見かおる(セクシャリティ専門家)

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