映画『恋愛小説家』に学ぶ、口下手な男でもデキる愛の表現方法

【相談者:30代男性】
私は人とのコミュニケーションが非常に苦手です、そのためか、好きな女性に気持ちを伝えることもできません、逆に、誤解されていることもしばしばでございます。何か参考になるような……

〜以下省略〜


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

ご質問ですが、なるほどですね、もうなんか……なんでしょ……堅いというか硬いというか……固いんですよ文章がすでに。思わず辞書を持ってしまいました(笑)。

大丈夫ですよ、言いたいことは最初の2、3文字でよくわかりました。下手だけど、好きな人に気持ちを伝えたいんですね♪ OKです!

では、そんなあなたに素敵な映画をご紹介させて頂きますよ。

『恋愛小説家』発売・販売元/㈱ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

「恋愛小説家」 DVD発売中/1,480円(税込) 発売・販売元:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

「恋愛小説家」
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主演は“ジャック・ニコルソン”と“ヘレン・ハント”、僕の大好きな俳優たちで、第70回のアカデミー賞の主演男優賞、主演女優賞をWで獲っていった話題の作品でした。ちなみに、作品賞などはほぼ『タイタニック』が獲っていった年で、いくら船の船首に2人で立って両腕を広げても、この2人の演技には勝てなかったようですね。

本当素敵な最高の演技をしています。現場で俳優陣たちが作ってる“間”というか、僕みたいな素人がみてもそこに感動してしまうくらいまたね、とても洗練されていて、話してる内容もお洒落というか、映画ならではというか、本当大好きな映画です。

ストーリー

主人公のメルビン・ユドール(ジャック・ニコルソン)は恋愛小説家。「暗闇の中で女は罪を告白し、男はそれを許した……愛とは……」なんてセリフをぶつくさいいながらも、ベストセラー作家で大成功しています。

しかし、私生活は真逆、異常な程の潔癖症で、一回の手洗いに新品の石鹸をいくつも使うわ、路上では人に触れたくないので暴言を吐き散らすわ、レストランでは自前のスプーン、フォーク以外使わないわ。

性差別も酷く、隣に住む画家でゲイのサイモンには文句ばかり、彼の愛犬をダストシュート(ゴミ捨て場)に落としたりと残酷。

そんな彼の弱点は、レストランのウェイトレス、キャロル(ヘレン・ハント)。ま、彼女に恋してるわけです。

しかし、この毒舌男。悪気があるのか無いのか、何を言っても嫌味にしか聞こえない。すぐキャロルを怒らせてしまう、全く関係が進展しないわけです。そんな微妙な距離感の2人、サイモンが強盗に襲われることによって少しずつ変化していきます。

毒舌ながら一生懸命アプローチするメルビン、口下手なりのアプローチ方法(はっきり言ってダメダメなんですが)、名言を折り混ぜながらご紹介しますね♪

口下手男子の口下手な愛の名言Step1 ~メルビン編~

メルビン:君、年いくつ? その目はどうみても50くらいだけど……。
キャロル:嬉しいお言葉、目だけなら貴方は良い人ね。そういう貴方はいくつなの?(怒)
メルビン:いや、そういう意味じゃなくて、君は別にブスではないよ!
キャロル:ムリしないで……貴方がお世辞なんてヒザがガクガクするわ……。

※ま、Step1ですからね。まずは伝えることからいきましょ(笑)。

口下手男子の口下手な愛の名言Step2 ~メルビン編~

キャロル:何でもいいから、私に褒め言葉を言って!
メルビン:わ、わかった……。僕には持病がある、通ってた精神分析医は薬を飲めば治るというんだが、僕は薬が大嫌いでね、あんな危険なものはない。で、褒め言葉なんだが、君はこの前の晩、僕に“あなたとは絶対に寝ない”と言ったね。
キャロル:いや……あれは……。
メルビン:いいんだ、正直な気持ちを言ったからかまわないんだ。僕はね、あの翌朝から薬を飲み始めたんだ。
キャロル:それがなぜ私を褒めることになるの?
メルビン:僕はね、いい人間になりたくなった……。

口下手男子の口下手な愛の名言Step3 ~メルビン編~

メルビン:君はどんなことでも、この世の誰よりも上手にやり遂げる。例えばスペンス(息子)への笑顔、君の頭の中にある全ての思い、そして君が口にする言葉はいつでも真摯で善意にあふれている。なのに、大抵の人間はそれを見逃している。テーブルに料理を運んでるウェイトレスの君が、実は世界最高の女だってことを。それに気づいているのは僕だけだった。それが、僕の自慢だった。嬉しかった。

※これ最高過ぎでしょ、これ言えますか? なんだろ、本当にそう思ってるからこそ、こんな素敵な言葉がでてきちゃうんでしょ。素直すぎて、お洒落すぎて最高なわけですね。


いかがでしたでしょうか。確かに口下手で人付き合いが苦手で、毒舌。まぁ、人間関係においては良いものを全くもっていないメルビンですが、キャロルに対してだけは素直でした。

悪意はなくても相手を傷つけてしまう、それでも一生懸命アプローチするわけです。そして、彼女のために自分を変えようとした。そこにウソはなく、ありのまま。

要は「真摯+勇気」で、映画ならではのマジックが生まれるわけですね、最高過ぎる。これでしょ(笑)。

どんなに口下手だろうが、人付き合いが下手だろうが、好きな相手にはちょっとの勇気と真摯な姿勢で気持ちは伝わります。上手くいくかどうかは相手が決めることなので、ここまでは自分でできますよね♪

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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