自分に自信が持てない女性へ贈る禅のコトバ

【相談者:20代女性】
私には好きな人がいるのですが、私なんかに告白されたら迷惑じゃないかな? と思ってしまい行動を起こせません。よく友達にも、もっと自信を持ちなさいとか堂々としなさいと言われます。自分に自信を持つためには、どうすればいいのでしょうか?

a 人の顔色ばかりうかがっていると、素直なこころまで流されちゃいます。

こんにちは。カルチャー担当・みわあやのです。

「謙虚で優しい女子」ってこのご時世では、希少価値があると思いますよ。そんな女性に出会いたいけど、見つからないよって男性、多いんじゃないでしょうか。

でも、外に向けて謙虚なのは素晴らしいけど、自信がないっていう状態はちょっとしんどくないですか? そこをちょっと強化して、「謙虚で優しいけれど、芯はしっかり持っている女子」になることで、あなたの持ち味を最大限に生かせるのでは。お友達もそういう意味で言っているのかもしれませんね。

自分の中にしっかりとした軸を持つためには、自分と他者を分けて考えることが必要かな、と私は思います。「自分は自分、他人は他人」という考え方ですね。相手の顔色をうかがって人に合わせる行為は、相手に対して配慮をしているように見えます。でも本当は、「嫌われたくない」「悪く思われたくない」という気持ちの表れなのでは。

相手にどう思われるかというのは、相手の問題ですよね。そこにばかりとらわれていると、「自分はどう思うのか」という重大な問題を置き去りにしてしまいます。自分はどう思うのか、どうしたいのかを常に考えるようにしてほしいな、と思います。

考えがまとまったら、それをお友達でも身内にでも、誰かに少しずつ話してみるといいですよ。人に話すことで、自分の考えがまとまり、形になってきます。

もし、いい反応が得られなかったとしても、自分は自分、他人は他人。考え方が違うだけで、あなた自身を否定されたわけではないので、気にしない。

いつでもどこでも自己主張する必要はありませんが、常に自分はどう思うかという視点を持って、たまにそれを誰かに話す。そして、自分とは異なる意見も聞いてみる。その繰り返しで、考え方の軸ができてくると思うんです。

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「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」

直心是道場は、『維摩経』という仏教経典に出てくる禅のことばです。「直心」は素直なこころ。「是道場」は、修行の場。自分を鍛える場所のことですね。

まっすぐ、素直なこころでいることは、自分の成長の機会を与える「道場」にいることと同じ。というような意味の禅語です。

内心では嫌だな、と思いながらも他人に合わせてしまうことはありませんか? 「空気を読んで」本心と違う方へ流されていませんか?

人間は、他者とかかわらずには生きていけません。それなのに、人の本心を疑い、信じられなくて、悪く思われているのでは? と心配に。その結果、周りに合わせて流される。あるいは、ひねくれた考えで、人を遠ざけてしまう。

私たちは、いつも自分の身を守ることばかりにとらわれて、素直な気持ちを見失ってしまいがちです。

まっすぐな気持ちを忘れないで、こころのトレーニングをしていきたいですね。

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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