LGBT当事者に聞く、“恋愛観”と“将来”について望むこと

【相談者:20代女性】
先月、同じ大学に通う女友達から、「実は私、女の子が好きで……」とカミングアウトされました。いままで全然そんな感じがしなかったので、聞かされたときはビックリしたんですが、友達としてこれからも応援したいと思っています

そこで、生の当事者さんの意見や考えについてもっと知りたいのですが、ぜひ紹介してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

a私の身の回りにいるセクシャル・マイノリティの友人たちに、自身の恋愛観と将来に望むことをインタビューしてみましたよ。

ライターの雪見かおるです。ご質問ありがとうございます。

生の当事者さんの意見や考えについてもっと知りたい、というご相談ですね。

最近は、ネットやSNSの普及が進んで、徐々にセクシャル・マイノリティ(ゲイやレズビアン、バイセクシャルや性同一性障害といった性的少数者)の存在が明るみになってきました。

とはいえ、まだまだ実社会では、「本当にそんな人が身近にいるのかな……?」といったイメージも少なくありません。そこで今回は、実際に私の身の回りにいるセクシャル・マイノリティの友人たちに、自身のセクシャリティ(※1)の話や、いまのLGBTの状況(性的マイノリティの総称)から、今後の社会で望むことを聞いてみました。

今回、お話を伺ったのは神奈川県に住む22歳の学生、セクシャリティはパンセクシャル(※2)の女性・友人Yです。

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— 自身のセクシャリティについて思うことはなんですか?

『高校3年生のときに同性の親友を好きになったことがきっかけで、自分はバイだと自覚しました。当時は自分だけがおかしい、この気持ちは伝えない方がいいんじゃないか、と不安に思う日々が続きましたが……。勇気を持って友達にカミングアウトしたところ、背中を押してもらい、告白することができました。自分ひとりで抱えるには精神的にきつかったです。いまでは、Twitterでセクマイ(※3)仲間と交流しています』

— 出会いはどこで見つけていますか? 恋愛のことについて教えてください。

『Twitterやオフ会です。セクマイや趣味の合う方と実際に会って話をしているうちに恋愛感情が芽生えることがあったり、なかったり。セクマイの知識はなくても、理解してお互い歩み寄っていけるパートナーが理想です』

— 最後に将来について、今後望むことがあれば意見を聞かせてください。

『私は相手の性別関係なしに恋愛することができます。パートナーとしていちばん寄り添いあいたい相手との間に子どもは欲しいです。家庭を持ちたいです。どういう人生設計にしたいかをパートナーと話し合えば、実現させるための方法は必ずあると思います。LGBTの方が胸を張って生きていけるように、社会的に受け入れてもらいたいですね』

若い世代で感じるLGBTの状況にも、変化が表れている

私が学生だったときと比べて、いまの学生さんはセクシャル・マイノリティに対しての敷居が低く、より身近な存在に感じている印象を持ちます。今後、彼女ら(彼ら)が大人になったとき、LGBTの状況にも大きな変化が表れるかもしれませんね。


※1:性に関する行動の総称。性的指向、性自認などがある。
※2:男女の性に適合しない人も含めて、人を愛することの意味。
※3:セクシャル・マイノリティの略。

●ライター/雪見かおる(セクシャリティ専門家)

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