貴女に“愛されてる実感がない”本当の理由

【相談者:20代女性】
男性に「愛された」という経験がありません。恋愛経験は多い方ですが、本当に自分のことを好きでいてくれたのか、わからずじまいでした。それでもひとりでいるのはさみしいので、いつも軽い関係に走ってしまいます

愛されることもないまま、元カレの数だけが増えていくことに不安を感じています。恋愛体質なのに、愛されないなんて、何のために生きているのかよくわからなくなります。

a ちょっと立ち止まって考えてみる時間が必要だと思います。

こんにちは。カルチャー専門家・みわあやのです。

「愛されたいのに愛されない」というのは、ひとが生きていく上での壮大なテーマなんでしょうね。

相談者さんは恋愛に疲れているようですから、少しひとりになって、考える時間が必要なのかもしれません。

良い恋愛をしたいと思うのなら、まず、自分のなかの「愛」について考えてみることが大切だと思います。

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「愛されない」と感じる理由

心理学では、愛されないことに「投影」が関係しているといわれています。投影というのは、自分の感覚を自分以外のひとに映し出す考え方のこと。つまり、愛されていないと感じるのは、自分が相手のことを愛していないために起こる感情ということのようです。

自分が相手を愛していないというと、そんなわけがない! と反発してしまいそうになりますが、それは人間の正常な感覚です。

わたしたちのこころは、「自分がひとを愛していないという状況」に抵抗するようにできているんですね。それは、罪悪感からくるものなのです。

ひとは、こころの深い部分で、「誰かを愛したい」という強い欲求をもっています。しかし、その努力をしても、報われないと感じるときも少なくありませんよね。それは、努力の方向が少し違うせいかもしれません。どうしても自分から愛するという意識が抜け落ちてしまって、相手から愛されるための努力ばかりしていませんか?

「愛されないこと」に傷ついているということは、相手を愛していない自分に罪悪感をいだいているのとおなじこと。どうして、相手のことを愛せないのかをしっかりと考え、理解していくプロセスが必要になってくるんですね。

自分から、積極的に愛し、愛を伝えていく過程で、「怖い」という感情が生まれてくることがあります。この怖さの正体は、「受け入れてくれなかったらどうしよう」という傷つかないためのストッパー。この「怖れ」に気がついたとき、はじめて、「相手も自分を愛そうとしてくれたけど、怖くてできなかったのかもしれない」ということがわかります。

駆け引きなく、相手を思って行動し、自分の愛情を怖れずに相手に与えていく気持ちが、愛を引き寄せるポイントなのかもしれません。

花は誰のために咲いているんでしょうか?

『百花春至為誰開(ひゃっかはるいたってたがためにひらく)』という禅のことばがあります。「碧巌録(へきがんろく)」という仏教書に書かれていることばです。

「花は一体、誰のためを思って咲いているんだろう?」という意味。

花は、どんな気持ちで咲いているのでしょうね。人びとに美しいと思われたいからでしょうか?

花はただ、咲いているだけ。誰のためでもありません。与えられた生命をまっとうしているだけです。生命を受け、季節を待って、咲き乱れるだけ。それが自然のしくみなんですよね。

わたしたち人間も、自然の流れのなかで生きているもののひとつです。

「ひとはなんで、生きているんだろう。なんでひとを愛するんだろう」

この疑問と、おなじことに思えてきませんか?

自然のしくみのなかで命を与えられ、それをまっとうするだけ。与えられた命や環境、縁から学び、精いっぱい、生きて愛すること。ただそれだけのことなのかもしれませんね。

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●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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