“不快体験の共有性”でクラスメイトと仲良くなる方法

【相談者:10代女性】
割と仲のいいクラスメイトの男子がいます。よく話すし、嫌われてはいないと思います。もっと距離を縮めるためにできることはありますか?

a 学生さんなら、一緒に勉強するのが効果的です。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

心理学を参考に、アドバイスを小説風に仕立ててみましたので、ご覧ください。

130909kuramoto

 カランカラン、それはこの店のドアベルの音。

 お客様のご来店を告げるその音がなったら、私はコーヒーを準備する。

 『心理学でお悩み相談カフェ・お代はコーヒー一杯で』

 ここはちょっと風変わりな喫茶店。オーナーの私が、一杯のコーヒーと一緒に、相談を受けるお店なのだ。

 今日のお客様はどんな相談だろう。10代くらいの、女の子――。

 「コーヒーをお持ちしますので、お席でお待ちください」

 そう声をかけ、お盆を用意する。

 「お待たせしました」

 テーブル席に腰かけた女の子のもとへコーヒーを運び、私も腰かける。

 「お悩みを、お聞かせください」

 「実は、クラスメイトの男子のことなんですけど」

 女の子はそう切り出した。

 「わりと、仲はいいと思うんです。よく話すし……。でも、もっと距離を縮めたくて。どうしたらいいですか?」

 「あなたは高校生くらいかしら」

 「そうです」

 「じゃあ、試験勉強とかは、大変でしょうね」

 「はい、まぁ……」

 女の子はあいまいに頷く。

 「その彼と一緒に、勉強してみてはいかがですか?」

 私がそう言うと、女の子は目を見開いた。

 「で、でも、私もその男子も勉強とかあんまりするタイプじゃないんですけど……」

 困ったように早口で言う。

 「それなら、より効果的かなと思いますよ」

 私はにっこりと笑った。

 「“不快体験の共有性”というものがあって、それによると、一緒に嫌なことを体験したふたりは、お互いに好意を持ちやすくなるそうなんです」

 「嫌なことを一緒に、ですか……」

 「試験勉強だったら、期間限定での勉強になると思いますし、目標がはっきりしていますよね。だからこそ、誘いやすさがあるのではないでしょうか」

 「そうですね、普段よりは、勉強しますよね」

 女の子は口元に手をやって考えこむ。

 「わかりました、誘ってみます」

 頷く女の子に、私はほほ笑んだ。


いかがでしたでしょうか。

“不快体験の共有性”をうまく使って、嫌なことを一緒にすることで、距離を縮めてみましょう。

どうぞ、参考になさってみてください。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (0)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする