弁護士が教える「裸が盗撮されやすい場所」とは?

【相談者:30代女性】
先日、彼とデートでデパートに行きました。二人とも大好きなスイーツを一気に食べたら、なんだか急にトイレに行きたくなり……。個室に入ると、なんか不自然な場所に非常ベルがあるなーと思い、手を伸ばしたら簡単に取れてしまいました

なんと、盗撮用のカメラでした。まさか、こんな感じで設置されているとは思わずびっくりだったのですが、今後被害にあわないように注意したいと思っています。盗撮されないために気をつけるポイントを教えてください。


最近はカメラの小型化が進み、“気付かないうちに、勝手に撮影されている”ということが多い世の中になってしまいましたね。そのせいか、連日、盗撮で逮捕されてしまうというニュースが後をたちません。また、逮捕される人には警察官や学校の先生もいれば、残念ではありますが、裁判官やわれわれと同じ弁護士という方も盗撮で逮捕されています。男性である以上、女性の裸や下着に興味がある気持ちはわかりますが、そこはグッと理性で抑えなきゃダメですよね。

さて、まず盗撮について、法律では「軽犯罪法」や「各都道府県の条例」で禁止しています。

例えば、東京都の条例ですと、『公衆便所、公衆浴場、公衆が使用することができる更衣室その他公衆が通常衣服の全部若しくは一部を着けない状態でいる場所又は公共の場所若しくは公共の乗物において、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的で写真機その他の機器を差し向け、若しくは設置すること』と規定しています。

この盗撮の怖いところは、“一度インターネットで出回ったら、回収がほぼ不可能”ということです。自分の見られたくない姿が一生インターネットで出回ってしまうのです。考えただけでもゾッとしますよね。

そのような被害に遭わないために、「盗撮の多いシチュエーションと対応策」を紹介したいと思います。一言に「盗撮」といっても、下着が盗撮されやすい場所と裸が盗撮されやすい場所があるのですが、今回は、裸が盗撮されやすい場所を紹介しましょう。

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裸が盗撮されやすい場所

ずばり、「温泉」「公衆浴場・トイレ(デパート等のトイレも含みます)」「海の脱衣場」です。なぜなら、このような場所では、無防備になることが多く、そして小型カメラも仕掛けやすいからです。でも、盗撮を気にしていたら、温泉も楽しめませんし、また気軽にトイレも行けず、健康的によくないですね。

そこで、まずはどのような小型カメラがあるのかを知りましょう。インターネットで「小型カメラ」と検索すれば、ペン型、腕時計型、ボタン型と様々な小型カメラがでてきます。どのような形状のカメラがあるのかを調べ、温泉やトイレに行ったときにそういった不自然なものがないのかを調べます。少しでも怪しいなと思ったら、その不自然怪しいものを移動したり、隠したりしたりしましょう。トイレの個室に不自然な穴があったら、トイレットペーパーなどで埋めてしまいましょう。

また、意外なポイントとして、「女性盗撮師」の存在です。女性が女性を盗撮し、その映像を売る場合もあるのです。女性だからと油断して無防備になっていることが多いので、気付かないうちに被害にあっていることがあります。こういった場合には、タオルで物を隠している女性等には、近づかないということが大事になってきます。

そして露天風呂では、いくら周りに山しかなく誰も撮影するわけがない! というような所でも、遠い距離から「望遠レンズ」で狙っている場合があります。窓ガラスに盗撮防止の細工をしていても絶対ではありませんので、そういった場合は、とにかく体を隠すなどの対策を心がけてくださいね。

●ライター/佐藤大和(弁護士:東京弁護士会所属)

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