「愛されたい」と思っている貴女へ! 本当の愛が分かる偉人のコトバ

【相談者:10代女性】
大好きな彼がいます。彼もわたしのことを好きだといってくれますが、いまいち愛情が感じられません。いつも自分の都合を優先するし、わたしに文句をいってくることも多いんです

わたしは彼との幸せな結婚も夢見ているのですが、彼はいまいち乗り気でもないようです。でも、この狭い世界で彼と出会えたことは奇跡だと信じていて、こんなに好きになれるひとは彼しかいないと思っています。

わたしのすべてを包み込んでくれるような、本当の愛が欲しいんです。彼から愛されるためにはどうすればいいでしょうか。

qa_a「愛されるよりも、愛したいマジで~」っていう歌がありましたよね。ざっくりいうとそれです。

こんにちは。カルチャー専門家・みわあやのです。

ひとを好きになったとき、「このひとしかいない」と思うのは、恋愛ではわりと普通のこと。個人的な経験からいうと、そのように感じた異性はひとりではありませんでしたよね(笑)。

という意地悪な回答はさておき。

たしかに、わたし自身の人生を振り返ったときに、出会えた異性の数は、「星の数」とはいきません。限られた選択肢のなかから、選び、選んでくれたひとと交際がはじまるわけですから、確率が低いというのも事実でしょうね。あなたのいうとおり、縁があって出会ったひとなのだから、大切にして、仲良く支えあっていければ、それでいいのではないかと思います。

でも、自分だけの感情や、勝手に思い描いた人生設計で、恋愛をしようとしても、相手のあることですから、うまくいくとは限りませんよね。大きすぎる期待は、相手にとって重荷になりえますし、自分にとっても、うまくいかなかったときのダメージが大きすぎるんじゃないでしょうか。

恋とか愛って、難しく考えれば考えるほど、わからなくなっていくものですよね。

というわけで、今回は、明治時代の思想家“岡倉天心”の2つの名言から、「愛され、幸せになるための愛の意味」を学んでいきましょう。

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『奉仕は愛情の最高表現であり、愛は受けることよりも与えることを喜ぶ』

愛されていることを実感できたとき、わたしたちは心からの喜びを感じますよね。「女は愛されたほうが幸せになれる」ともよくいわれています。

でも、この考え方にこそ、ちょっとした落とし穴があるのかも。愛されたいという気持ちや、愛されようとする行為は、相手に見返りを期待しているのとおなじ。期待が裏切られたときに、相手を憎んだり、自分の存在に価値がないかのように思えたりと、苦しい。とてもじゃないけど、穏やかな気持ちでなんかいられなくなりますよね。

一方、大好きな相手のことを考えて、「このひとは何を求めているのか」と想像しながら行動するときは、とっても優しい気分になれるはず。

「求めないこと、与えること」これは非常に難しいことです。もしかしたら、愛だの恋だのという考えすら忘れてしまって、ただ、相手のことを思って行動できたら、それを「愛」と呼ぶのかもしれません。

『ひとは己を美しくして初めて、美に近づく権利が生まれる』

イケメンを捕まえたかったら、イケてる女になれ。という意味ではないんでしょうね(笑)。

「己を美しく」というのは、心とか感性を磨くということだと解釈します。本当に愛されることを願うなら、本当にひとを愛する心を磨くのが先、というところでしょうか。

そして、逆説的ですが、本当に自分自身の幸せを追求すると、「自己中心的」な考え方とは真逆の方向に進むと思うんです。よくよく考えを進めてみると、自分の周りのひとたちが幸せでなければ、自分自身も幸せでいる状態ではありませんよね。本当に幸せを感じたいならば、周りにも幸せでいてもらわなければならないんです。

愛は自己犠牲だという考え方もあります。でも、相手に犠牲を強いて、良い気分ではないのと同じように、自分自身が「犠牲」だと感じていれば、それは相手にとっても幸せなことではありません。自分の幸せもおろそかにしないで、相手を幸せにする方法を考えることが、「愛」なんでしょうね。


愛されたい、愛されたいと思っているうちは、「本当の愛」への道はまだ遠いのかもしれません。

まずは、自分の心をよく磨いて、本当にひとを愛せる女性になることを目指すのが、近道に思えます。

ぜひ、広い気持ちで、幸せをつかんでください!

【参考文献】
・『茶の本を味わう』 川原澄子・著 / 文芸社
・『茶の本日本の目覚め東洋の理想』 岡倉天心・著 櫻庭信之、斎藤美洲、富原芳彰・訳 / 筑摩書房

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●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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