“マズローの5段階欲求”に学ぶ、恋人が求めていること

【相談者:20代男性】
もうじき30歳になるのですが、周りの友人たちの結婚ラッシュを目の当たりにしてきました。「自分も……」と思うのですが、付き合う彼女ができてもあまり長続きしません。ごく普通に接しているつもりなのですが、「冷たい」と言われることも

どうすれば、長く一緒にいられるでしょうか。

qa_a「冷たい」と言われるのは、相手の承認欲求を満たしていないからかもしれません。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

心理学を参考に、アドバイスを小説風に仕立ててみましたので、ご覧ください。

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 カランカラン、それはこの店のドアベルの音。

 お客様のご来店を告げるその音がなったら、私はコーヒーを準備する。

 『心理学でお悩み相談カフェ・お代はコーヒー一杯で』

 ここはちょっと風変わりな喫茶店。オーナーの私が、一杯のコーヒーと一緒に、相談を受けるお店なのだ。

 今日のお客様はどんな相談だろう。20代くらいの、男性――。

 「コーヒーをお持ちしますので、お席でお待ちください」

 そう声をかけ、お盆を用意する。

 「お待たせしました」

 テーブル席に腰かけた男性のもとへコーヒーを運び、私も腰かける。

 「お悩みを、お聞かせください」

 実は……と、男性は話し始める。

 「周りがどんどん結婚していって、焦っているところもあるのかもしれないのですけれど」

 コーヒーを一口飲み、続ける。

 「女性と付き合う機会はあるんです。ただ、付き合い方が下手なのかな、“冷たい”って言われるようになって、だんだんぎくしゃくしてしまって」

 私はうんうんと頷き、続きを促す。

 「なんというか、こう、女性と付き合って長続きする秘訣なんて、あるんですかね」

 ふう、と男性はため息をついた。

 そうですね、と私は考える。

 「“マズローの欲求の5段階説”というものがあるのですが、それによると、人間の欲求は段階的に進んでいくようです」

 男性はカップに手を添えたまま、真剣なまなざしを向けている。

 「まずは、生理的欲求、つぎに安全欲求です。このふたつは、今の日本では満たされていることが多いですよね。次の段階に、親和欲求があり、このあたりで人とのつながりや、パートナーを得たいと思うのです」

 「なるほど」

 「さらに段階が上がると、今度は承認欲求というものが出てきます。周りの人に認めてもらいたいと、人は思うのですね」

 「つまり、親和欲求で仲良くなり、その関係が続いていくには、次の段階の承認欲求をクリアする必要がある、ということですか?」

 「そう言えるかもしれませんね。お客様の場合、“冷たい”と言われたということですが、もしかしたら、パートナーの承認欲求にうまく応えられていなかったのかもしれません」

 「なるほど……」

 「最後の段階は、自己実現欲求です。自己実現にも、周りから認められている段階を踏むことが大切になります。中でもパートナーからの承認は大きなものですから、相手の気持ちに寄り添おうとする態度が重要になるでしょうね」

 どうぞ、参考になさってくださいね、と私はほほ笑んだ。


いかがでしたでしょうか。

今回は、“マズローの欲求の5段階説”にのっとって考えてみました。キーポイントは、“親和欲求”と“承認欲求”です。そこに、仲良くなり、その関係を続けていくポイントが隠れています。

“冷たい”と思われてしまっていたということですので、もっとわかりやすく相手に寄り添う姿勢を見せるとよいでしょう。

参考になさってください。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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