映画『雲の中で散歩』に学ぶ、恋人とケンカをした時の仲直りの仕方

【相談者:30代男性】
彼女とケンカをしました、何か良い仲直りの仕方を教えてください


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

ご質問ですが、ケンカですか〜。一緒にいればそりゃケンカの一つや二つね。とりあえず男は謝ってください(笑)。でも、色々言い分はありますよね~、わかりますわかります。

ま、とりあえず男は謝ってください(笑)そうですね、せっかくなので、とっておきの映画流の謝り方じゃなくて、仲直りの仕方ですね。1本良い作品がございますよ。

『雲の中で散歩』発売元/20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

「雲の中で散歩」 絶賛レンタル中 (C) Twentieth Century Fox Home Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

「雲の中で散歩」
絶賛レンタル中
(C) Twentieth Century Fox Home Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

これもちょいと古い映画ですが、とても映画らしい綺麗な映画ですね。ゆとり世代は知らないだろうなぁ~。

元々イタリア映画のリメイク版で、監督はメキシコ映画界の巨匠“アルフォンソ・アラウ”。出演は太る前の“キアヌ・リーブス(ポール)”と“アイタナ・サンチェス・ギヨン(ヴィクトリア)”。しかし、キアヌなんであんなになっちゃったんだろ……。

この映画ね、オープニングから映画らしい雰囲気満載なんですよ。出演者や監督の名前が出てきて、バックに豪勢なクラシックの音楽。この始まり方ドキドキしますよね~、始まる気がして……まぁ映画が始まるんだけど。最近この感じの雰囲気の映画減りました、勿体無い!

ストーリー

でね、ストーリですが、終戦後、故郷に戻ってきたポール、迎えにすらきてくれない妻のベティ。再会するや、言われるがままやりたくないチョコレート販売の営業へ。途中電車・バスで、実家が葡萄園の娘ヴィクトリアに出会います。彼女には恋人がいました、妊娠しました、旦那は逃げました。厳格なパパにいったら殺される……ということで、逃げた夫のフリをしてヴィクトリアの実家にいくことになってしまいました(笑)。ポール、人がいいんですよ。

“ラス・ヌベス”(雲)、あまりに美しすぎるナパの葡萄園。ナパワイン美味しいですよねぇ~、お酒を飲んだ僕の顔色はワインよりも深い赤になりますけど……。深い朝霧を散歩する姿は、まるで雲の中を歩いているかのよう……だからこのタイトルなのかな。

次第に本気で惹かれあう2人、ヴィクトリアを傷つけたくないと優しいポールは彼女の元から去ります。そして優しくないベティ(妻)の元に戻った優しいポール、部屋に入ると知らない男と浮気をしているベティ、突然の別れ話!

手渡される離婚申請書、普通ならショックを受けるところが満面の笑みで走っていくポール、唖然とするベティ(元妻)と浮気相手。ラス・ヌベスに戻ったポール、待ち構えていたのは真実を知って荒れるアルベルト(ヴィクトリアのパパ)。「銃をもってこーい!!」と騒ぐパパ、取っ組み合いとなり、傍にあったランプを投げつけそれがなんと!?

でもね、最高な映画には最高の結末が待ってます♪

ラス・ヌベスで語られる愛の名言と共に、ケンカした時のお洒落な仲直りの仕方をご紹介しますね。

ラス・ヌベスで語る愛の名言その1 ~ポール編~

ポール:「今にいい人と出会えるよ」
ヴィクトリア:「気休めはいいの」
ポール:「本当だよ、人には定められた相手がいて真実の愛で結ばれる」
ヴィクトリア:「私のような女でも?」
ポール:「愛があれば……」

ラス・ヌベスで語る愛の名言その2 ~ドン・ペドロ(おじいちゃん)編~

ドン・ペドロ:「(服の)サイズは?」
ポール:「少し大きい……」
ドン・ペドロ:「服は家族と同じだ、そのうち馴染んでくる……」

※このおじいちゃんがまたいいキャラなんだなぁ~

ラス・ヌベスで語る愛の名言その3 ~ポール/アルベルト(パパ)編~

※強硬な態度を娘にし続けるアルベルトに対して、ポールが彼女への想いを。

ポール:「あなたは娘さんに心を閉じている、あの素晴らしい娘さんに、あれほどの愛を差し出されたら僕は死んでもいい! なぜ素直に愛を受け入れないんですか?」
アルベルト:「娘のことを何一つわかってないくせに!」
ポール:「彼女は善良で強い女性です、あらゆる人の愛を受ける価値のある女だ。他にいない特別な女性です」
アルベルト:「この葡萄園を見ろ! 365日一日たりとも休めない、家族を愛してるからだ!」
ポール:「なら……態度で示しては」

※どんなに愛情があったとしても、愛情表現は、態度や言葉で示さないと相手には伝わらないものです。

ラス・ヌベスで語る愛の名言その4 ~ドン・ペドロ編~

ドン・ペドロ:「ブランデーだ! ワシが21年前に仕込んだブランデー。ブランデーの秘密は年齢だ! この世の全てのものの秘密も年齢だ!」

※よくわからんけど、なんか深そうに聞こえた……(笑)。

ラス・ヌベスで語る愛の名言その5 ~ドン・ペドロ(おじいちゃん)編~

※ケンカをしたヴィクトリアとポール、仲直りの方法をドンが伝授

ドン・ペドロ:「話し合ったか?」
ポール:「ええ」
ドン・ペドロ:「無駄だよ、男と女の問題は話し合いでは解決しない。男は理屈、女は感情。女はハートに従う。とりあえず座れ! 解決策を教えてやる」

解決策はロマンチックに愛を歌うこと。

~歌いだすドン~

♪愛する人よ~
君の愛を受けられるなら~君を愛する女(人)と呼ばせてくれ~
いつまでも君を愛す~いついつまでも~

※ドンのケンカの解決策は“唄”(笑)。

素直に言葉や態度で伝えなさいってことでしょうかね。そして、それをヴィクトリアに実演するポール、このシーンも最高過ぎるんですよ♪


いかがでしたでしょうか、とりあえずケンカしたら歌って愛を伝えろってことですか(笑)。男は理屈で女は感情、ならば感情(ハート)に訴えろってことでしょうかね。屁理屈ばかり云ってないで、ドーンと歌ってハートを射止め直してくださいな♪

さて今回の名シーンですが、やはり葡萄収穫の際の、アレですよ(笑)。収穫した葡萄を大きな樽に入れて、それを女性達が音楽に合わせて踏むんですね。最高の音楽に、みんな最高の笑顔で。怖いパパもこの時は最高の笑顔。

そして、目が合うヴィクトリアとポール、そのままあまりに美しすぎるラブシーンへ……。

僕はね、いらないラブシーンとアクションシーンは2倍速とかで観るんだけど(笑)。この映画は終始美しいシーンばかり。倍速なんてとんでもない(笑)。※良い子はマネをしないように

本当に綺麗な映画です、是非。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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