自分は性同一性障害(GID)なのでしょうか?

【相談者:10代男性】
僕は小さい頃から女の子と遊ぶことが多くて、服装や身の回りの小物も女性向けのものが好きでした。中学校に上がった時も喋りや仕草・顔立ちが女の子っぽいこともあってか、周囲からはおかま呼ばわりされることも多く、自分でも周囲の男子と比べておかしいなという気持ちはありました。また、好きになる人も女の子よりは男の子の方が気になってしまって、自分は同性愛者なのか?と悩むこともしばしばです。ですが、女の子になりたい、女の子に憧れる気持ちがあるのも確かで、これは性同一性障害なのか?とも悩んでしまいます。一体これって何なんでしょうか?

急いで結論を出す前に、まずは自分らしさを大切に。

まずひとつに、性同一性障害と同性愛は違うということを説明させてください。

性同一性障害は「自己の性の意識はどちらの性別であるのか」という性別のアイデンティティについての悩みであり、同性愛は「恋愛の対象がどちらの性別にあるのか」という性的指向の違いがあります。

例によって、MtFの方で男性が好き、または女性が好きという方もいれば、FtM(※生物学的性別が女性で、性の自己意識が男性のこと。Female to Maleの略で「女性から男性へ」という意味)の方で女性が好き、または男性が好きという方もいらっしゃいます。

あくまで同性愛は、男性が『男性として』男性を愛する、ないし女性が『女性として』女性を愛することであって、同性愛の方は自分の性別に違和感を持っているわけでも、反対の性になりたいというわけでもありません。

また、性同一性障害と女装の意味も異なります。異性の装いをするのはさまざまな理由があると思いますが、少なくとも趣味で着ているわけではないGIDにとって、服装とは性の自己意識によるものからです。

よって、性同一性障害なのか、同性愛なのか。一概に言うことは難しいですが、今後質問者さんが成長と共に自分の性について悩み始めた時には、一度ジェンダークリニックに行って相談してみるというのもアリだと思います。

女の子になりたい気持ちが抑えられなくなって、今後自分の性のあり方について心が揺らぐことがあるかもしれませんし、女の子になりたいという気持ちはあくまでも女装からくるものかも分かりません。

まずは、早急に結論を出すよりも、悩みながらでもいいので自分らしさを大切にしていきましょう。焦る必要なんてまったくないんですからね!

●ライター/雪見かおる

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