親密性平衡理論から読み解く、よく目が合う人のココロ

【相談者:10代女性】
最近よく目が合う男子がいます。あまりに目が合うので、ドキドキしてしまって、「好きなのかな?」と思うのですが、これは恋ですか

qa_a 目が合うのは、あなたが相手を見ているからかもしれません。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

心理学を参考に、アドバイスを小説風に仕立ててみましたので、ご覧ください。

130812kuramoto

 カランカラン、それはこの店のドアベルの音。

 お客様のご来店を告げるその音がなったら、私はコーヒーを準備する。

 『心理学でお悩み相談カフェ・お代はコーヒー一杯で』

 ここはちょっと風変わりな喫茶店。オーナーの私が、一杯のコーヒーと一緒に、相談を受けるお店なのだ。

 今日のお客様はどんな相談だろう。10代くらいの、女性――。

 「コーヒーをお持ちしますので、お席でお待ちください」

 そう声をかけ、お盆を用意する。

 「お待たせしました」

 テーブル席に腰かけた女性のもとへコーヒーを運び、私も腰かける。

 「お悩みを、お聞かせください」

 「クラスメイトの男子のことなんですけど」

 女性はそう切り出した。

 「最近、よく目が合うんです。あまりに目が合うので、なんだか気になってしまって……。好きだから自分が見てしまうのか、向こうが私を好きなのかなとか、考えてしまって」

 なるほど、と私は頷く。

 「“親密性平衡理論”というものがありまして、これは、相手との親密度を調整しようとするものです」

 「親密度を調整……」

 「ええ。気になる相手をよく見つめ、そうではない相手とは目が合わないようにする、というのも、この“親密性平衡理論”によるものだと言えます」

 女性はあいまいに頷く。

 「よく目が合うというのは、そもそもこちらも相手を見ているからということもあります。もちろん、相手もあなたを見ているわけですから、相手もあなたとの親密度を上げたいと思っている可能性が高いです」

 そこまで聞くと、女性はほっとしたように微笑み、コーヒーカップに口をつけた。

 「じゃあ、これから恋愛に発展するかもしれないんですね」

 「そうですね、お互いに好意を持ち始めていると言えると思いますよ。目が合うのは、仲良くなりたいと思っているサインかもしれませんね」

 でも、と私は付け加える。

 「向こうも、なんとなく目が合うな、と考えはじめた段階かもしれません。あなたに好意は持っていても、まだ好きという感情までは進んでいないかもしれないので、急に馴れ馴れしくするのは避けたほうがいいかもしれませんね」


いかがでしたでしょうか。

“親密性平衡理論”にのっとって考えると、目が合うことはお互いに親密度を上げたいと思っているから、と言えるでしょう。

そうは言っても、急発進していい段階ではなさそうです。少しずつ親密さをアップさせていくといいでしょう。

どうぞ参考になさってください。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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