映画『恋人たちの予感』に学ぶ、男と女の友情はアリ? それともナシ?

【相談者:20代男性】
「男女の友情はない」とよく意見が分かれますが、実際はどうなんでしょうか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

ご質問ですが、「男女の友情」ですか……、これは確かに意見が分かれますね。

私には男友達はいる……って人もいれば、最初恋愛感情がどちらかにある……など、そもそも否定される方もいらっしゃいますよね(笑)。ま、答えなんて正直本人がどう思うか次第なので、どっちでもいいんですが……それ言ったら怒られちゃうか(笑)。

そもそも、男性と女性の恋愛の価値観自体に差があるのかもしれませんね。

では、そんな“男女の価値観の違い”が分かり易く描かれている映画を1本ご紹介しますね。

『恋人たちの予感』発売元/20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

「恋人たちの予感」 価格:¥2,381(税込¥2,500) 品番:MGXJ-16024 フォックス・スーパープライス・ブルーレイ  (C)2011 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.

「恋人たちの予感」
価格:¥2,381(税込¥2,500)
品番:MGXJ-16024
フォックス・スーパープライス・ブルーレイ
(C)2011 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.

ちょっと昔の映画ですかね、今の20代の方だと知らないかもしれませんね。でも、男性、女性の恋愛心理を的確に表現した代表的なラブコメですね。

1989年制作、監督は忘れたけど、脚本家は“ノーラ・エフロン”、『めぐり逢えたら』や『ユーガットメール』など、多数のラブコメを世に出した名脚本家ですね。

そして、ノーラに欠かせないラブコメの女王……だった“メグ・ライアン(サリー)”、と何に出てたかなぁ、最近は声優業が忙しいコメディアンの“ビリー・クリスタル(ハリー)”ですね。

なんせ、1989年でしょ、僕も9歳だったからまぁ、ロングヘアーにくねくねパーマ、肩パット、時代を感じますねぇ(笑)。都会を舞台にした映画って過ぎ去ると、ストーリー置いといてそっちに目がいっちゃいます。

でもね、いい映画なんですよ。まさに、「男女の友情はあるの?」そんな代表的な映画でした。

サリーのキュートさと、ハリーのユーモラスさが抜群なんですね。男性諸君はハリーのユーモラスさは学んだ方が良いですよ(笑)。

ストーリー

でね、ストーリですが、舞台は77年のシカゴ、大学を卒業したサリー、親友の恋人だったので、経費削減でハリーと一緒に車でNYに行く事になりました。しかしまぁ意見が合わない。結局連絡先を聞くこともなく別れ、5年後再会します。そして、再会しても何も起こりませんでした(笑)。

更に6年後偶然にまたまた再会、離婚直前のハリーと恋人と別れたばかりのサリー。全てタイミングでしょうか、お互い恋人の相談をする中で晴れて友情が芽生え、デートを重ねます(友達としてのね)。

ある日、恋人と別れ泣きじゃくるサリーから電話があります。駆けつけたハリー、そして一夜を共にしてしまいます。それ以来2人の関係はぎくしゃくしてしまい、とうとうケンカ別れ。別れて初めて気づくハリー、そして……。

男女の価値観の違いその1 ~ハリー編~

ハリー:僕は本を買うとまず結末を読む。読み終える前に死ぬと困るから……。

※ま、これは男女の価値観というか、ただ単にハリーの性格かな(笑)。ちなみに僕は、「あとがき」から読みます、読み終えないかもしれないから。

男女の価値観の違いその2 ~ハリー編~

ハリー:男は女に魅力を感じると、寝たいと思うんだよ。だから友情は成立しない。
サリー:私には男友達が沢山いるわ。
ハリー:なら、相手は君と関係を持ちたいと思ってる。
サリー:女が嫌だと言ったら?
ハリー:その時点で友情は壊れる、友情は成立しないのさ。
サリー:なら、私とあなたの友情は壊れたわけね。

男女の価値観の違いその3 ~ハリー編~

※見送りにきた恋人とキスをするサリーをみて、再会する2人

ハリー:付き合って3週目?
サリー:1か月よ、何でわかるの?
ハリー:最初だから空港へ送りにくる、僕は恋人を空港まで見送らない。
サリー:なぜ?
ハリー:熱々時代を過ぎるとイヤミを云われる。
サリー:あなた、見た目は普通だけど、相当おかしいわね。

男女の価値観の違いその4 ~サリー編~

※レストランにて、ハリーの昔の恋人との関係について

ハリー:昔の彼女達はみんな満足していたよ。
サリー:なぜわかるの?
ハリー:分かるさ……、オーガズムのフリをしていたってこと?
サリー:そうよ、女はみな1度は経験あるのよ。
ハリー:僕とはないよ。
サリー:男はみなそう思ってるものよ、男だもん。でも、女はみなその経験があるのよ。
ハリー:区別はつかない?
サリー:男にはね。
ハリー:……。

男女の価値観の違いその5 ~ハリー/サリー編~

ハリー:やっと分かった、君を愛してる!
サリー:何? どう答えろというの?
ハリー:私も愛してる……と。
サリー:失礼するわ。
ハリー:じゃ、これは? サンドウィッチの注文に1時間半、僕を見る時のここのしわ、僕の服にしみつく君の香り、“1日の最後におしゃべりしたいのは君だ”。残る一生を誰かと過ごしたいと思ったら、早く始める方がいいだろ?
サリー:ほらね、あなたって人は、いつも憎めなくなる事を云うんだから! あなたなんて大嫌い!

And kiss


いかがでしたでしょうか、男女間の友情の前に、男と女の価値観はかなり違うようですね。それをお互い分かった上で一緒にいれるのであれば、もしくは互いに恋人がいる場合は、友情として成立してましたね……この映画だと(笑)。

ま、今回の場合、友情から愛情に変わりましたが、全てがそうではないでしょうから……、せめて男女の考え方の違いについては良く描かれていたと思います。

さて名シーンというか、今回は傑作シーンですかね、少々書きずらいけど(笑)。

「男女の価値観の違いその4」のシーンでしょうか、ハリーが、これまでに一夜を共にした女性は演技(フリ)などしてないってやつですね(笑)。

なぜかレストランで食事中。そして、信じないハリーに対してサリーは、食事中突如髪をかきあげ、激しくテーブルを叩き、そう……演技をしてみせるんですね(笑)。これはなかなか衝撃的でした!

最高なのは、それを見ていた年配の女性の一言。

ウェイトレス:「ご注文は?」
年配の女性:「私も彼女(サリー)と同じものを……」

そんな演技を盛り込み女性の心理を鋭く描いた脚本家のノ-ラ・エフロンさんですが、実は昨年6月に71歳で亡くなられてしまいました。映画史に残る脚本を数多く残し、一つのジャンル、時代を築いたように思えます。ハリウッドを代表する名脚本家、非常に残念ですね。

あとは映画観て笑って、泣いて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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