しとやか女子になれる茶道の「お道具」4選

【相談者:20代女性】
合コンで知り合った男性を食事に誘ってみたところ、「がさつな女性は苦手」と、バッサリ断られてしまいました。これから仲良くなれるかもと期待していたところだったので、大ショック。何が彼を怒らせたのか、見当もつきません。まわりの友人達も私と同じような性格なので、自分が「がさつ」だなんて考えたこともなかったです。

ここは、反省して女性らしくなって、いい人を見つけたいと思っています。女性らしく見えるコツなどがあれば教えていただきたいです。

a 「がさつ」な振る舞いは、やさしさの欠如です。日常生活に茶道の知恵を!

こんにちは! カルチャー専門家・みわあやのです。

「がさつ」というのは、よくいえば、「飾らず、おおらか」。それも個性だと思いますよ。でも、ひとを不快にさせて怒らせてしまったとなれば、それは少し気づかいが足りなかったのかも。

せめて、一緒にいるひとに気持ちよく過ごしてもらおうという「やさしさ」を心の片隅に置いておくだけで、ぐんと女性らしさがUPするのでは?

さり気ない気づかいを学ぶのに、おすすめなのが「茶道」です!

茶道の世界にあるのは、ひとを気づかうマナー。そのためには、「こうしたほうが合理的」という考えぬかれた様式なんです。「厳しそう」と敬遠せずに、日常生活の茶道の心を取り入れてみるのはどうでしょうか。

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しとやか女子なら持っておきたい! 普段使いできる「お道具」4つ

茶道の心を実践するには、まずは形から! ということで、茶道に必要な「お道具」から、普段の生活でも自然に活用できるものをご紹介します。

(1)替え足袋、足袋入れ

キレイに整えられた茶室を、履いてきた足袋で汚してしまわないようにという配慮から、茶席に入るときは必ず新しい足袋と、脱いだ足袋を入れる袋を用意します。

日常で足袋を履くことはまずないとは思いますが、ストッキングや靴下の替えと、それ用の袋を持っていると便利です。汚れたり破けたりしたらすぐに取り替えることができますし、サンダルやミュールで出かけていて、急に座敷にあがる場面になったときに、さっと靴下を履ける女性はステキかも。

(2)ハンカチ2~3枚

茶室に入る前に、「つくばい」という手を清める鉢があり、そこで手を清める習わしがあります。そのときに使用するハンカチと、お手洗いのときに使うハンカチを分けて準備しておくんです。さらに懐石が出る場合はもう一枚。着物を汚さないようにナプキンとして使用します。

食事のときにひざに置くものとお手洗いで使うもの、同じハンカチを使っていませんか? ついつい気づかずにやってしまいがちですが、清潔感は大切ですよね。

(3)風呂敷

茶席に入る前に、茶室に持っていかないコートや大きなバッグなどの荷物をひとつにまとめておくために風呂敷を用意します。

食事に出かけるとき、脱いだ上着やバッグ、道中での買い物袋などが、ごちゃごちゃと周囲に散乱。これでは、場所をとってしまい、他人に迷惑がかかるうえに、見た目も美しくありませんよね。風呂敷や、大きめのエコバッグなどを用意しておき、さっとまとめて隅のほうに置くことができれば、好印象です。

貴重品やハンカチ、手鏡は、小さいバッグに入れて手元に置いておけばすぐ取り出せて便利ですね。

(4)袖落とし

茶道では、お茶菓子をいただくときや不意の汚れに備えて、「懐紙(かいし)」という和紙が必需品です。そして、使い終わった懐紙を入れておくための巾着のような袋が、「袖落とし」。

使用済みのティッシュがテーブルのうえに置きっぱなしだったり、使ったお皿に残飯と一緒にまとめたりというのは、やりがちですが美しくないもの。口元を拭ったティッシュや紙ナプキンを、さっと袖落としにしまって、持ち帰るなんてかっこいいですよね。


いかがでしたでしょうか。

こうしてみると、茶道の「お道具」には、ひとに不快な思いをさせないための合理的な知恵がつまっていますよね。

今すぐ、いつも使っているバッグのなかに忍ばせましょう! それだけでもかなり女子力がアップすると思いますよ。

【参考文献】
・『なごみ』淡交社 / 京都の茶道美術図書出版社

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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