通勤ラッシュでもリラックスできる“立ったまま座禅”のススメ

【相談者:20代男性】
通勤時の満員電車がつらすぎて、笑顔を忘れてしまいました。毎朝、会社につく頃にはすでに疲労困憊です。仕事が終わっても、また明日もあの電車に乗るかと思うと気が重くて。合コンだの、飲み会だのと参加する気持ちになれないくらい疲れています。気になっている女性が同じ会社の受付にいるので、はじめは彼女に会うのが楽しみで、耐えていました。今はもう、つらさのほうが勝っています。このまま恋愛もできずに、人混みに押しつぶされながら、僕の人生は終わるのでしょうか(笑)。

qa_a通勤ラッシュの電車でもできる「立ったまま座禅」で心頭滅却してみませんか?

こんにちは。カルチャー専門家・みわあやのです。

毎日、通勤お疲れ様です。せっかく会社にステキな女性がいても、朝からそんなにストレスフルな状況では笑顔も消えてしまいますよね。

早起きする習慣をつけて、何本か先の電車に乗り込むだけで、全部サクッと解決するように思えます。でも、環境によっては難しいのかもしれませんし、どうせ、早起きが苦手とか言い出しかねないと予測します(笑)。

そうやって日々、通勤電車という名のモンスターに生気を吸い取られている方も少なくないでしょう。今回は対策のひとつとして、「電車の中で立ったままできる、座禅(立禅)の方法」をご紹介しますね。

「心頭滅却すれば、ラッシュもまた、快適!」くらいの気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。こころをからっぽにして、リラックスすることで、イライラもどこかに消えてしまうかもしれませんよ。

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「立ったまま座禅」の方法

(1)あごを引いて、姿勢を正します。口は軽く閉じて、舌を上あごにあてます。
(2)目を「半眼(半分目が開いたような状態)」にします。キョロキョロしないで、一点を見るようにします。
(3)腹式呼吸をします。鼻からゆっくり息を吐き切って、おなかがヘコむのを感じたら、次はお腹をふくらませるように、鼻から息を吸います。おへその下、3センチほどのところにある「丹田(たんでん)」というツボに気持ちを集中させます。
(4)腹式呼吸に慣れてきたら、「数息観(すそくかん)」という方法で呼吸をかぞえます。息を吐くときに、こころの中で「ひとー」吸うときに「つー」。次に吐きながら「ふたー」吸いながら「つー」。十までかぞえたら、また「ひとつ」に戻り、繰り返します。

呼吸をかぞえることに意識を集中させていると、不思議と余計なことが頭の中から消えていくんですよ。

うつ症状や不安の改善にも!

深く、穏やかな呼吸を一定のリズムで繰り返すと、たくさんの酸素が体内に取り入れられます。すると、脳内のセロトニンという「ストレス軽減」ホルモンの分泌が活発に。

セロトニンが増えると、不眠の解消、感情のコントロールがしやすくなる、ストレスに強くなるなど、うれしい効果がいっぱい。座禅の呼吸法は、まさにセロトニンの濃度を上げるためにうってつけとのこと。

人間は、ストレスを感じてイライラすると、つい呼吸が浅くなりがち。ただでさえ、不快な気分になりがちなラッシュ時の電車だからこそ、こころを静めて、呼吸を整えて、穏やかな気分で切り抜けたいものです。


満員電車は「良い修行の場」だと思って(笑)、「ひとーーーつ」「ふたーーーつ」とやってみてはいかがでしょうか?

【参考文献】
・『座禅の科学』平井富雄・著 / 講談社ブルーバックス
・『セルフ・コントロールと禅』池見酉次郎・著 / NHKブックス
・『よい呼吸悪い呼吸・呼吸器科医の考える呼吸と健康』打越暁・著 / 文芸社

【関連リンク】
満員電車でのストレスを軽減する方法4つ

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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