疲れた彼を癒しちゃお! おやすみ前のLOVE空間をつくる方法

【相談者:30代女性】
同棲をはじめて、2年目になる彼氏のことでご相談です。最近彼の仕事がすごく忙しくなってしまい、いつも疲れている様子です。私としては彼との結婚も考えていますし、二人で話し合いたいこともいっぱい。でも、帰宅して食事を終えるなり、テレビを見ながらゴロゴロ。そのまま寝てしまうことも多く、最近ではラブラブな雰囲気になることも全くありません。

これでは、単なる同居人といった状態。彼に私の気持ちを伝えようとしても、「疲れている」といって聞き入れてもらえません。そんな彼にどう接していいのか悩んでいます。

a 間接照明やキャンドルでリラックス空間をつくってあげてはいかがでしょう。

こんにちは。カルチャー専門家のみわあやのです。

彼は、相当お疲れなのですね。性的な関心や思考がストレスによって減退するというのは、一般的にも知られていますよね。多忙でストレスを抱えている彼を責め、自分の欲求をぶつけるのは逆効果かも。

彼のことを大切に思っているのであれば、疲れて帰ってきた彼にとやかくいうよりもまず、“少しでもリラックスできる空間をつくってあげる”のが得策ではないでしょうか。

そこでご提案したいのが、「照明に気を使ってみること」。明るすぎる蛍光灯を控えて、ちょっと工夫するだけで、ふたりの間に「癒し」が生まれるかもしれませんよ。

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文豪・谷崎潤一郎に学ぶ「うすあかり」の美しさ

「能舞台における暗さは即ち当時の住宅建築の暗さであり(中略)今日のわれわれに比べてどんなに美しく見えたであろうかと想像して、たゞその思いに恍惚となるのである」(『陰翳礼讃』 中央公論社、1995改版版より)

谷崎を代表する随筆(エッセイ)『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』には、上記のような一文があります。

「陰翳」というのは、光に照らされてできる、影の部分のこと。「礼讃」は、それを褒めたたえるという意味です。

「日本的な美というのは、まだ照明がなかった頃の薄暗い日本家屋のなかにあり、そこに浮かび上がるシルエットは、女性を美しく見せ、想像をかき立てるものがある」と、彼の思う美的感覚が書きつづられています。

近代的な強い照明は、すべてをオープンにさらしますが、薄暗いなかには、人の心を惹きつける「影」の部分があります。明るい場所では平たんに見えるものでも、薄闇のなかでは様々なものの表情が深く浮かびあがる。そこに、「日本の美しさ」をみた谷崎。彼の作品にみえる独特の色気は、「影」を愛するという日本的な感覚から生まれたものなのかもしれません。

一日の終わりには、明かりを消して……

医学的にも、人間の体が正常に働くためには、光のバランスが重要だといわれています。朝、太陽光を浴びることによって、生体リズムのサイクルを一旦リセットし、体を活動モードに。夜間は、強い光をうけないことで、徐々に休息モードに切り替わり、十分な睡眠をとって一日の疲労を回復させます。

ところが、夜間に強い照明を浴びて、勉強や仕事をしていると、体内のリズムが狂い、睡眠障害やうつなど、体調に不具合が起きてしまうことも。

テレビやパソコン、スマホなどをベッドに入る直前までみていると、なかなか体が休息モードに入れず疲れがとれなかったり、朝起きづらかったり。心当たりはありませんか?

眠りにつく前の数時間は、テレビを消して、照明も弱くして、くつろぐ時間をとることが心身のバランスを整える秘訣なんですね。

疲れている彼を癒して、ラブラブモードになりたいのなら、間接照明やキャンドルなどを取り入れ、一日の終わりに、二人でゆっくりとくつろぐ時間をつくってみてはいかがでしょうか。「陰翳」の効果で、あなたの魅力がより引き立ち、彼もその気になるかもしれませんね! 

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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