“愛の三角理論”に学ぶ、結婚を考えてくれない彼氏との付き合い方

【相談者:20代女性】
私は付き合ってしばらくしたら、その人と結婚を考えるのですが、相手はそうではないらしく、気持ちがすれ違って別れてしまいます。私の考え方が重すぎるのでしょうか

qa_a恋愛の過程で愛情の形は変化します。ふたりの「愛の三角形」が一致するのを待つのもよいでしょう。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

心理学を参考に、アドバイスを小説風に仕立ててみましたので、ご覧ください。

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 カランカラン、それはこの店のドアベルの音。

 お客様のご来店を告げるその音がなったら、私はコーヒーを準備する。

 『心理学でお悩み相談カフェ・お代はコーヒー一杯で』

 ここはちょっと風変わりな喫茶店。オーナーの私が、一杯のコーヒーと一緒に、相談を受けるお店なのだ。

 今日のお客様はどんな相談だろう。20代くらいの、女性――。

 「コーヒーをお持ちしますので、お席でお待ちください」

 そう声をかけ、お盆を用意する。

 「お待たせしました」

 テーブル席に腰かけた女性のもとへコーヒーを運び、私も腰かける。

 「お悩みを、お聞かせください」

 女性はおずおずと話し始める。恋人と付き合っているうちにその人との結婚を考える自分と、そうではないような恋人。やがて気持ちがすれ違って、別れてしまうこと。自分の考え方が重すぎるのか、恋人になる人が真剣に愛してくれていないのではないかと悩んでいること。

 「そうだったのですね」

 話し終えた女性に、私はゆっくりと考えながら話す。

 「アメリカの心理学者、スタンバーグが提唱した、“愛の三角理論”というものがあります。“親密性、情熱、コミットメント”の3つで三角形を作り、その形が不一致になると気持ちのすれ違いを感じるのです」

 「愛の、三角理論……」

 「親密性は仲良くなりたいと思う気持ちです。情熱は、そのままとらえてください。コミットメントは、約束や責任と考えてください」

 「結婚したいと思う私は、コミットメントが強い、ということですか?」

 女性が考えながら言う。

 「その通りです。恋愛の過程で、最初は情熱が高まり、遅れて親密性やコミットメントが強くなる傾向が見られます」

 「じゃあ……私が先に結婚したいと思ったとき、相手の彼がまだそう思っていなくても、時間が経って彼のほうもコミットメントが強くなっていくっていうことですか?」

 「そうですね、恋愛にはいくつも壁があるかとは思いますが、それを乗り越えていけば、彼の愛の三角形も親密性やコミットメントが強くなり、結婚……ということは考えられますね」

 女性は考え込み、頷く。

 「なんとなくですが、わかる気がします」

 「愛情の温度差を感じるかもしれませんが、それはどちらかが悪い、というわけではありません。恋愛のどの段階にいるのかが、少し違っているというだけかもしれないのですからね」


いかがでしたか?

男女間で気持ちのすれ違いが起こるとき、ふたりの愛の三角形の形に違いがあるのかもしれません。その形は、時間が経てば変化するものです。焦らずに、待ってみるのもよいでしょう。参考になさってみてください。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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