価値観が合わない彼とは別れるべき? “禅のことば”で自分の恋愛観を見つめ直そう

【相談者:30代女性】
私の彼氏について相談させてください。彼は、いつも私の意見に反論ばかりしてきます。2人でテレビや映画を見ていても、私の感想と逆のことばかりいってくるので、いつも口論に。

彼は少し、社会とずれた価値観の持ち主みたいで、私が正論をいっても納得してくれません。わざとまちがったことをいって、からかっているのではないかと疑ってしまうほどです。これだけものの考え方が合わない人とは、うまくいくわけがないですよね。別れたほうがいいのか、ずっと悩んでいます。

qa_aどうしても、彼の意見を受け入れられないというのなら、お別れしますか。でも、問題はあなた自身にあるのかもしれませんよ?

こんにちは。カルチャー専門家のみわあやのです。

何をいっても反論してくる彼。うわー、めんどくさいですねー。あまりに口論が続けば、疲れてしまう気持ちもわかります。

でも、彼の意見は本当にまちがっているのですか? あなたの意見、どうして正しいと言い切れるんでしょうか?

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考え方の違う相手を受け入れられない。そんなあなたにご紹介したい禅のことばがあります。

くよくよと悩んでいるよりも、今を生きましょう

「莫妄想(まくもうぞう)」

これは、唐時代の禅僧である無業禅師のことばで、仏教書『碧巌録』などに記されています。莫は、「なかれ」。妄想(もうぞう)は、根拠のない主観的な信念、想いのこと。

「妄想するなかれ」という意味です。わたしたちがよく使う妄想(もうそう)とは、少し違う意味も含まれていて、善と悪、生と死、勝と負など、相対する2つの考え方を指しています。

「考えても意味のないことで、くよくよと悩まないようにしましょうね」

と、無業禅師はいっているんです。根拠のないことをいくら悩んでも、必ず答えがみつかるというわけでもないんですよね。何が正しくて何がまちがっているかなんて、本当のところは誰にもわからないものです。

「悩んでいる時間があるのなら、今できることを一生懸命やっていきましょうよ」

禅のことばはいつでも、そう教えてくれます。

わたしたちは、「ただ、生きている」。それが本質なんですよね

「私が正しいんだ!」「相手がまちがっているんだ!」

そう主張したがるわたしたちも、毎日の生活で、常に「正しいルール」を意識して行動しているわけではありませんよね。

実は、何気なく生活しているなかで、「善と悪」や「正と誤」を意識していることなど、ほとんどないんです。多くの時間を、「ただ、生きている」だけ。

それなのに、何かの原因で、妄想(もうぞう)にとらわれると、まるで、自分が常に正しい行動をしているような気持ちになってしまいます。それで、相手を責めたり、相手にあげあしを取られたりするんです。

自分が正しいと思い込むことは、自分を追いつめることでもあります。白か黒かにとらわれないで、「いろんな解釈があって当然」と、受け入れてみてはいかがでしょうか。

彼の考えが、どれだけぶっ飛んでいたとしても、「そういう考え方もあるのかー」と思ってみたらどうですか。

意外と、毎日が発見でいっぱいになるかもしれませんよ。

●ライター/みわあやの(カルチャー専門家)

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