ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に学ぶ、メールでの突然の別れの受け止め方

【相談者:20代女性】
5か月付き合っていた彼から、メールで一方的に別れを告げられました。たった一言、「別れよう」と。いきなりのことにショックでわけが分かりません。納得ができずに何度かメールを送りましたが、返事がこないし、一度彼の家にいったらたぶん居留守を使われ、話をすることができませんでした。

こんな別れ方では気持ちの整理がつきません。どうすればいいんでしょうか?

qa_a 彼に連絡をとってもムダ。ジタバタせずに気持ちが落ち着くのを待って。

日本でも人気を博した海外ドラマ、『セックス・アンド・ザ・シティ』をご存知ですか? このドラマで、男女の別れに関する視点の違いで印象に残ったシーンがあります。

「シーズン6・エピソード7」でのできごと。当時の恋人バーガーにポストイットで別れを告げられた主人公キャリー。直接でなくポストイットを使われての失恋に怒り心頭の彼女は、うっぷんを晴らそうとクラブに行き、偶然にもバーガーの友だちに会ってしまいます。

「ポストイットでサヨナラするなんて、どういうこと?」と元彼の男友だちに疑問をぶつけるキャリー。彼らは驚きもせずに、「怖かったからだろうね」「女性は怒ると恐ろしいし、感情的になるから」「男女のいい別れ方なんてないよ」などと冷めた顔で返すのです。

その回答にさらに怒りが爆発したキャリーは、「その恐怖を乗り越えて面と向かって別れるのが正しい別れ方で、ポストイットとかメールとかで別れるなんてあり得ない!」とヒステリックに熱弁します。その姿に男友だちは恐れをなす、というシーンです。

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10年も前のドラマなので、ポストイットに手書きという古典的な方法ですが、メールやSNSで別れを告げる今の男性と感覚は同じ。そして、逆上して元彼の友だちにまで説教するキャリーの態度は、まさしく男性が別れを告げる時に避けたい女性のリアクションとしてアイロニックに表現されています。

確かに、面と向かって別れを告げる勇気もなく、説明もなしに去っていくのは男らしくありません。でも、ドラマで男性自身が公言しているように、オトコというのは女々しく情けない生き物で、感情的な女性を前にするのが怖いのです。だから、うやむやにフェードアウトしたり、何も言わずに去っていく男性が世の中にはゴマンといるのです。

別れの理由を問いただしたり、納得いくまでの話し合いをしたいがために、彼にしつこくメールしたり、家に乗り込んだりしても、彼は必死に逃げ道をさがすだけでしょう。そして、質問者さん自身が得るものは何もなく、時間と体力をムダに費やすはめになります。

物語のような美しい男女の別れや、納得のいくキレイな形の失恋なんて、もはやTVドラマの中にも存在しません。

怒りやわだかまりが残ったり、相手のことが許せなかったり、気持ちの整理がつかずにいろんな思いを引きずるのは、別れを経験した人なら誰でも通る道。みんなそうやって恋の終わりを乗り越えています。

新たな恋に巡りあう日までの、一時的なプロセスだと思って、ジタバタせずにやり過ごしましょう。

●ライター/びねくにこ(ライフスタイル専門家)

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