恋に盲目になっている人に真実を伝えるトーク術3つ

【相談者:30代男性】
私には20年来の親友がいます。最近、その友人が36歳で初めて彼女(A子)ができました。彼はどんな人といても消極的で自分からあんまり話をしない人なんですが、そんな彼に彼女ができて喜んでいたある日、突然、A子から私のところに電話がありました。内容は、「彼と一緒にいてもつまらない」「実家に戻るたびに他の男性と関係をもっている」といったことに加え、私との交際をも迫ってきたのです。あまりのことに驚きと怒りにかられ、「そんなことしてるんだったら別れてやれよ」と言ったところ、翌日友人から電話があり、「A子ちゃんが、『別れれば』ってお前から勧められたって言ってたんだけど、なんてこと言ってくれてんだ」と怒られました。A子は私のせいにして彼と別れようとしてたんだと、その時に気付きました。本当のことを言えば友人が傷つくし、A子を信頼しきって私の話に耳も傾けてくれません。

その後は友人との関係も険悪になり、一切連絡をとっていません。未だに2人は付き合っているようなのですが、放っておいた方がいいでしょうか? それとも、彼のために本当のことを今更ながらですが告げるべきでしょうか?

盲目な恋。目で見て確かめ、受け止める勇気が重要!

大切なご友人への思いやりが伝わってきますね。ご相談ありがとうございます。

多くの人は、恋愛して夢中になると嬉しくて舞い上がり、相手のことを肯定的にみたり美化したりします。まして“人生初の彼女”となるとなおさら。そんなとき、ご相談者さまが彼のためを思っていくら本当のことを話してもご友人には伝わらず、逆に反感をもたれてしまうだけで、いいこと一つありません。

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放っておくことは簡単でも、ご友人のことを考えると、少々お節介でも何かしないと報われない気持ちが残ってしまいます。では、盲目になったご友人に、傷つけず、真実に気づいてもらうためにできることは何でしょうか?

今回は、「怪談トーク」「ギリギリトーク」「もしもトーク」の3つのトークパターンをご紹介しますので、少しでもご参考にしていただければと思います。

パターン1「怪談トーク」

主観的に考えることが困難なときでも、客観的に考える機会をつくれば冷静な判断に導けます。

「怪談トーク」の例は以下です。


「この前、『会社の同僚の友達』が、彼女に浮気されて別れたんだ~。しかも、何人もと浮気していたらしくって……。『黒い髪でピアスすらしない』、とっても真面目でいい子だったみたいだから、相当ショック受けて、『半年以上も会社休んじゃって』リストラ寸前みたい。いや~、ビックリだよ」


当然作り話ですので、ここでのポイントは『』部分の会社の同僚の友達、黒い髪でピアスすらしない、半年以上も会社休んじゃって、です。

肝試しとして怪談を話すのと同様に、会社の同僚の友達のように主役はあくまで他人。私の友達、私の家族……というように身近な人のケースを話すと、噂ではなく嘘になってしまうのでトラブルのもとです。

また、黒い髪でピアスすらしないは、ご友人の例の彼女と重なる点を一つでも含ませて列挙します。そうすることで、ご友人は少なからず自己投影し、真剣に話を聞こうとします。

最後は、半年以上も会社休んじゃってリストラ寸前という、失恋が仕事に影響して失業寸前になっているという、なかなかありえない恐いオチでしめます。

この要素を話の構成にいれて、怪談を話すように神妙に話して、ご友人からの「その彼女最悪だなー」「その彼氏だけにはなりたくない」など、効果のあるリアクションがあった時点で、「嘘だよ~」と言っても大丈夫。印象に残れば、彼女にも同じ「肝試しトーク」をするかもしれませんし、そういう女性がいることを知識として植えつけられます。

パターン2「ギリギリトーク」

さらに、ご友人を傷つけないように、客観視したうえで事実を予想してもらうには「ギリギリトーク」が有効でしょう。以下が例です。


「ある女友達に電話で、付き合って欲しいって言われたんだよね。その子には彼氏がいるし、浮気もよくするタイプみたいだから、あー、僕にまでついに迫ってきたか、と思って悲しくなったし困ってるんだけど……」


このように真剣に切り出します。あとは、興味をもったご友人から質問があると思います。

「え? その女友達ってどんな子?」「彼氏かわいそうだなー」などと話題が発展したら、名前は伏せて、ギリギリのところで、言葉を濁します。気まずいし傷つけたくないから困っているという、いかにもな様子が前面に滲みでてくるはず。

ともすれば、なんでそれ以上答えてくれないのかな? と予測するのと同時に、感が鋭ければ、「もしかしてそれって僕の彼女……?」と聞いてくるかもしれません。

また、ギリギリのところまでしか話せない事情がある「ギリギリトーク」は、「実は……」と本当のことを告げ切らなくてもいいです。大切なのは、ご友人が自らの目で真実を確かめようと行動するキッカケをつくることです。

パターン3「もしもトーク」

「もしも○○になれら△△ができるのにな~」「もしも○○だったら△△をしたい」と、妄想を語るときの「もしもトーク」。ここでは以下のように活用します。


「もしも、君の彼女が僕に『付き合って』って告白してきたらどうする?」
「もしも、君の彼女がいろんな人と浮気してたらどうする?」


普段の会話の中でもメールでもいいので、「もしも」を使って具体的に、「どうする?」と伺います。「もしも話」なのでご友人が少し怒ったとしても、心当たりがあってコンプレックスに触れない限り、関係が悪くなってしまうことはありません。

なんでそのようなことを聞くのかと質問されるかもしれませんが、そのときも「ギリギリトーク」と同じように真実を伝える必要はありません。これまで、彼女を理想像に当てはめていたとしたら、そうではないイメージを連想するトレーニングをするだけでも十分です。


以上。3種類のトークをご紹介しましたが、最後は、ご友人ご自身の目で見て確かめてもらうようにしましょう。

ご友人と彼女との会話の中で、彼女が悪いことをしたなと思えば、浮気をやめるかもしれませんし、その原因が他にあった場合は、明らかになるはずです。

20年以上、ご友人との関係があるのですから、彼女を信用するご友人の立場を心配して、尊重して接すると感謝されるのではないでしょうか。応援いたします!

●ライター/田中あづみ(未婚化対策専門家)

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